小惑星探査機「ダート」の小惑星衝突解説のライブ中継を行います

小惑星探査機「ダート」の小惑星への衝突が、9月27日(火)の午前8時14分(日本時間。アメリカ東部夏時間では26日午後7時14分)に予定されています。 月探査情報ステーションではこれに合わせ、編集長(寺薗)による小惑星への衝突についてのライブ解説を行います。 小惑星に探査機を衝突させ、軌道を変更させるという試みは史上初です。皆様ぜひ、ご参加ください。 ディディモスへと向かうダート探査機の想像図Photo: NASA/JHUAPL 日時 2022年9月27日(火) 午前7時〜午前9時30分 ※日本時間午前9時よりプロジェクトチームの記者会見が予定されておりますが、編集長(寺薗)所用のため、午前9時30分にて中継を終了いたします。ご了承ください。 [...]

By |2023-07-10T10:01:12+09:002022年9月25日|お知らせ|小惑星探査機「ダート」の小惑星衝突解説のライブ中継を行います はコメントを受け付けていません

アルテミス1の打ち上げの解説ライブ中継を実施します

お知らせライブ中継は終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。 お知らせ 本日(9月4日)の打ち上げは、ロケットの燃料(液体水素)漏れが止まらず、その原因がわからないことから、延期となりました。予定していたライブ中継については、今後のテストを兼ね、ごく短時間のみ実施します。 ケネディ宇宙センター39B射点に据え付けられたアルテミス1と、その上に輝く満月。2022年6月14日撮影。Photo: NASA/Cory Huston 人類の月探査の歴史に新たな一歩を刻む「アルテミス1」の打ち上げが、日本時間で9月4日(日)午前3時17分に予定されています。真夜中という時間ではありますが、月探査の歴史上、重要な瞬間です。 日本の月探査計画に長年関わり、月探査についての情報を長年追い続けてきた月探査情報ステーション編集長・寺薗淳也が、この打ち上げの意義や進行状況を解説しながら見守るライブ中継を行います。 真夜中ではありますが、ぜひ皆様、一緒に打ち上げを見守り、楽しみましょう。 [...]

By |2023-07-10T10:01:13+09:002022年9月4日|お知らせ|アルテミス1の打ち上げの解説ライブ中継を実施します はコメントを受け付けていません

4ヶ月間更新途絶のお詫び

昨日(7月6日)に小惑星探査機「サイキ」の記事を掲載しましたが、それ以前、3月8日よりほぼ4ヶ月間にわたって、月探査情報ステーションの更新が途絶してしまうという事態となっておりました。 4ヶ月にわたって更新ができないという状態は月探査情報ステーション始まって以来で(過去には3ヶ月の更新途絶がありました)、新しい情報やコンテンツを期待されていた皆様にはご心配、ご迷惑をおかけいたしました。編集長として深くお詫びを申し上げます。 昨年7月に編集長(寺薗)が自身の合同会社をメインの業務とすることになり、月探査情報ステーションも新たな形での運営方針で再スタートを切りました。しかし、合同会社の仕事が当時の予想を上回って忙しくなり、特に年度末には全く動きが取れなくなるほどでした。その影響が4・5月まで及び、年度が変われば従前通りの作業ができると考えていた予想が外れてしまいました。さらに6月も各種業務が大量に入るなど、7月に入るまで編集長自身が完全に身動きがとれない状況でした。 月探査情報ステーションは、編集長が月と月・惑星探査の専門家として情報を収集し、それをわかりやすい形で皆様へと公開していくという考え方で運営しています。逆に申し上げますと、編集長自身が記事を書くことで自身でも情報を解釈し、勉強をしているわけで、この点4ヶ月の空白は自分自身にとっても大きな打撃でした。会社運営という立場から考えても、更新が途絶することによるページビュー(PV)の減少、それに伴う広告収入の減少などが発生しております。 ちょうど新しい体制となって1年、編集長自身先が見通せていなかったという点が大きかったわけですが、これまでも編集長1人での維持にはここ数年にわたって限界を感じておりました。 幸いご支持やご支援のお申し出などもいただき、現在よりしっかりとした体制で運営できるよう、具体的な準備を進めています。 これから本格化していくであろう有人月探査、そしてその先の時代を見据えて、多くの皆様に「正しく」「わかりやすく」「すばやく」(特に最後の「すばやく」)情報をお伝えできるよう、先を見通しながら、編集長としても体制を含めより一層サイトを充実させていく所存です。 引き続き、月探査情報ステーションへの皆様のご支援、ご愛顧を、よろしくお願い申し上げます。 2022年7月7日 月探査情報ステーション/合同会社ムーン・アンド・プラネッツ 代表社員 寺薗淳也

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サーバーメンテナンスに伴うサイト一時停止のお知らせ

サーバーメンテナンス(システムの更新)に伴い、月探査情報ステーションは、2月8日(火)〜28日(月)のうちどこか1日の午前5時〜午前8時(日本時間)において、5〜10分ほど停止いたします。その間、サイトへのアクセスができなくなります。 なお停止は、この約20日間のうち1回のみ発生します(日時の指定はできません)。 ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

By |2022-02-08T11:58:00+09:002022年2月8日|お知らせ|サーバーメンテナンスに伴うサイト一時停止のお知らせ はコメントを受け付けていません

月探査情報ステーションは満23年を迎えました

本日11月2日、月探査情報ステーションは23回目の誕生日を迎えました。1998年11月2日の誕生以来、23年の月日が流れたことになります。 1998年当時、本サイトは、当時の宇宙開発事業団、文部省宇宙科学研究所などが主催する「インターネットシンポジウム ふたたび月へ」というサイトでした(現名称になったのは2000年11月より)。そのサイトの目的は、当時開発が進められていた日本の月探査衛星「かぐや」(当時の名称は「SELENE」=セレーネ)をより多くの方に知ってもらうことでした。ただ、単に探査機開発についての情報だけを掲載するのでは誰の目も惹きません。そのため、日本人が古来から月に特別な感情を抱いていたことに着目し、「月と月探査の情報」(この場合にはSELENEの情報となりますが)を掲載し、多くの人に月探査だけでなく、月そのものに対しても知ってもらおう…そのような思いと共にサイトをスタートさせました。 あれから23年。「月」探査情報ステーションが扱う範囲は大幅に広がり、月探査だけでなく、火星探査、惑星探査全般へと進歩しました。つい先日の小惑星探査機「ルーシー」の打ち上げも、打ち上げから衛星分離、太陽電池パネル展開までを、サイト及びツイッターで随時お伝えするなど、月・惑星探査の今を伝えようという動きは今も変わらずサイトの根幹をなしています。 今年は私にとって、人生が大変大きく動いた年でした。 2020年11月に、長年勤めた会津大学を退職し、情報通信研究機構に移籍、しかし7ヶ月後の6月末で退職し、その後は自分自身の合同会社で生計を立てていく道を選択し、まさに月探査情報ステーションを根幹とした「(月・惑星探査)アウトリーチで食べていく」人生の実践を行うことになりました。 しかし、言うは易く行うは難し、生活を維持していけるだけの収入を得ることはなかなか難しい状況です。 そのような状況であっても、人生ではじめて、月・惑星探査アウトリーチに全力を投球できるという今の状況は、何者にも代えがたい幸せな時間となっています。 もちろん、上記のような生活面をはじめ心配なことは多数あります。しかし、23年間突っ走ってきた自分自身を見つめ直したとき、いまやるべきこと、今後なすべきことが、次第にみえてきた感じがします。 それは、自分自身が落ち着いて考えることができる時間が、少しずつでも持てるようになったこととも関係していると思います。 折しも、国際共同の有人月探査計画「アルテミス計画」が進んでいます。来年2月には1号機「アルテミス1」の打ち上げが行われます。アルテミス1は無人とはいえ、2024年に予定されている有人月探査に向けた重要なステップになります。23年前「ふたたび月へ」というスローガンを掲げて誕生したウェブサイトが、再び人類が月に赴く姿を解説し、速報する、そのような時代がいま目の前に来つつあります。 [...]

By |2021-11-02T11:04:46+09:002021年11月2日|お知らせ|月探査情報ステーションは満23年を迎えました はコメントを受け付けていません
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