編集長(寺薗)の新書籍『2025年、人類が再び月に降り立つ日』が、11月1日、祥伝社新書から発売されました。
すでにご存知の通り、有人月探査計画「アルテミス計画」が、若干の遅れもあるものの、着々と進められています。この11月14日にも1号機「アルテミス1」の打ち上げが予定されています。アポロ計画から50年以上、人類が再び月を目指す時代がやってきました。そして今度はただ月に行くのではなく、月にとどまることが計画されています。さらにこのアルテミス計画には日本も参画しています。近い将来…数年後には、月面から日本人宇宙飛行士が日本語で生中継を行う…そんなことが、現実になろうとしています。
本書ではこのアルテミス計画を主軸として、日本と世界の宇宙開発の「いま」を、わかりやすく、かつ最新情報を交えながらお伝えしています。今を知るためには歴史を知らなければいけない、という観点から、日本と世界の宇宙開発の歴史もわかりやすく解説しています。
そして、宇宙開発をただ賛美するだけでなく、その背後にある問題点についてもしっかりと触れています。宇宙資源開発の問題、宇宙開発予算、情報収集衛星に代表される日本の宇宙開発の問題点、民間企業による宇宙開発の将来性など、宇宙開発に内在する問題も指摘しています。そしてそこに向けどのように私たちが向き合えばいいのか、方向性を提案しています。
先日発行された『宇宙開発の不都合な真実』がどちらかというと問題点にズバリと切り込む書籍であったのに対し、今回の『2025年、人類が再び月に降り立つ日』は、アルテミス計画に代表される宇宙開発の未来に向けての提言という色合いが濃いかと思います。
宇宙開発に興味は持っているけれどその最新の情報を知りたい方、これから宇宙開発の世界に向かおうという中学生・高校生の皆さん、宇宙開発ビジネスに興味を持っている方、いろいろな方にお読みいただければと思います。
書籍概要
- 書籍題名
2025年、人類が再び月に降り立つ日 - 著者
寺薗淳也 (てらぞの じゅんや) - ISBN
978-4-3961-1667-5 - ページ数
216ページ - 発売日
2022年11月1日 - 価格
880円(税抜き) 968円(税込み)
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