惑星探査 (ブログ)

冥王星の大きさをめぐる論争についに終止符

意外に思われるかも知れませんが、実は、冥王星の大きさについて、これまで確定した値はありませんでした。いや、意外ではないかも知れません。ハッブル宇宙望遠鏡をもってしてもみえる大きさは限られ、ましてや地上からの観測ではさらに難しくなります。 しかし、この長年続いた論争も今日で終わりです。NASAは14日、冥王星の正確な大きさについて、直径2370キロであると発表しました。これまでは「約2400キロ」という値が使われてきましたので、それに比べてほんの少しだけ小さな値ということになります。 ...

2023-07-10T10:02:09+09:002015年7月14日(火)|ニューホライズンズ|

冥王星にもクレーターや崖のような地形が…最新のニューホライズンズ探査機の写真で明らかに

いよいよ探査機も冥王星まで160万キロに近づき(この単位は、アメリカの「マイル」をそのままキロメートルに訳したものですので、マイル表示できりのいい数字になっています。マイルだと100万マイルです)、冥王星の姿もより鮮明に捉えられるようになってきました。NASAは13日(アメリカ現地時間)、7月11日(同)に撮影された冥王星の画像を公開しました。 ...

2023-07-10T10:02:09+09:002015年7月13日(月)|ニューホライズンズ|

冥王星の衛星カロンの様子もニューホライズンズのデータでくっきりと

これまでは冥王星の写真が多く、その「双子惑星」ともいえる衛星カロンの写真は小さいものばかりでしたが、NASAは13日、冥王星カロンの詳しい写真を公開しました。こちらの方も「地質学できます」といわんばかりの高精度の写真です。 ...

2023-07-10T10:02:09+09:002015年7月13日(月)|ニューホライズンズ|

ニューホライズンズの「最後の」冥王星の謎の4つの点の写真

まだ接近まで2日半あるのですが、なぜ「最後の」写真かといいますと、ニューホライズンズ探査機は冥王星の上空を猛スピードで通り過ぎるため、全体がみえるのはそろそろ限界、ということなのです。 NASAは11日(アメリカ現地時間)、「最後の」冥王星全体の写真を公開しました。以前から謎とされている冥王星の黒い領域、とりわけ4つの黒い点のような領域がみえる写真は多分これが最後になるかも知れません。 ...

2023-07-10T10:02:09+09:002015年7月12日(日)|ニューホライズンズ|
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