カッシーニ/ホイヘンス

アメリカ・ヨーロッパの土星探査。1997年打ち上げ、2004年土星到着、2017年にミッション終了。

「ミッション達成。でも疑問がまだ残る!」

1997年に打ち上げられ、2004年6月に土星に到着した探査機カッシーニは、この6月末で、第1段階の探査期間(基本探査期間)を終了します。このあと、さらに2年間の延長探査が予定されており、この延長探査では、土星やその衛星、とりわけ不思議な世界であることがわかってきた2つの衛星、タイタンとエンセラダスについてより詳しく調査を行う予定です。 この延長探査は今年の4月に実施が決定したものです。 ...

2016-04-15T20:30:23+09:002008年6月28日(土)|カッシーニ/ホイヘンス|

NASA、カッシーニの探査を2年延長へ

NASAはこのほど、2008年7月で基本探査が終了する土星探査機カッシーニについて、2年間探査を延長する決定を行いました。 今回発表された新しい計画では、土星のまわりを新たに60回にわたって周回するほか、土星の衛星に対してもさらに多くのフライバイを行うことになっています。このフライバイの内訳は、タイタンに対して26回、エンセラダスに7回、ディオネ、ヘレネ、レアに対して各1回となっています。 ...

2016-04-15T20:34:33+09:002008年4月16日(水)|カッシーニ/ホイヘンス|

タイタンの地下に海がある可能性

土星の衛星の地下に、水とアンモニアからなる海が存在する可能性があることが、カッシーニの探査結果の解析から明らかになりました。この結果は、3月21日付の科学誌「サイエンス」で発表されます。 今回の結果は、カッシーニに搭載されたレーダでの観測により明らかになったものです。「有機物でできた丘や湖、峡谷や山など、タイタンは地球のように非常に活動的で地形の変化に富んだ天体である。」と述べているのは、この論文の主著者であるジョンズホプキンス大学応用物理学研究所のラルフ・ローレンツ博士です。 ...

2016-04-15T20:34:59+09:002008年3月21日(金)|カッシーニ/ホイヘンス|

タイタンに地球の数百倍の「石油」が存在

カッシーニ探査機のデータ解析の結果、土星の衛星タイタンの表面に存在する液体の炭化水素の量は、地球に存在する石油や天然ガスなどの合計の数百倍に達する可能性があるということがわかってきました。この研究結果は、1月29日付の専門誌「地球物理学研究雑誌」(GRL=Geophysical Research ...

2016-04-15T20:36:24+09:002008年2月14日(木)|カッシーニ/ホイヘンス|

土星の輪の起源は45億年前

カッシーニ探査機による土星の観測によって、これまで考えられてきた輪の起源が大幅に覆りました。これまではせいぜい数億年前にできたと考えられていたのですが、それが、太陽系誕生の頃に近い45億年前までさかのぼれるという説が発表されました。 カッシーニ探査機に搭載されている紫外線撮像スペクトロメータの主任研究者である、コロラド大学ボールダー校のラリー・エスポジート ...

2016-04-22T11:29:28+09:002007年12月13日(木)|カッシーニ/ホイヘンス|
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