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火星探査計画「アル・アマル」のウェブサイト公開

昨日お伝えした、アラブ首長国連邦(UAE)の火星探査計画「アル・アマル」(アラビア語で「希望」の意味)のウェブサイトがオープンした模様です。さらに、この計画のツイッターアカウントも登録されているようです。ミッションを管轄するムハンマド・ビン・ラシド宇宙センターのウェブサイト共に、ご紹介いたします。 アル・アマル計画のウェブサイト [英語] ...

2023-07-10T10:02:17+09:002015年5月8日(金)|アル・アマル|

水星探査機メッセンジャー、水星表面に制御衝突しミッション終了

水星探査機メッセンジャーは、アメリカ東部夏時間4月30日午後3時26分(日本時間では5月1日午前4時26分)、水星表面に制御衝突し、探査を終了しました。 制御衝突とは、探査機をあらかじめ決められた場所に衝突させる、探査終了の方法です。周回衛星の場合、そのまま周回軌道に放置しておくと、将来の探査機に悪影響を与えたり、思わぬ場所に落下して汚染などの影響を与えるという問題があります。そのため、探査機の燃料が少なくなるなど、探査の最終段階を迎えたときには、残りの燃料などを勘案しつつ、衝突させる場所を決めた上で、燃料が残っているうちに軌道を制御してその場所へと落下させます。このような手法は、例えば月探査衛星「かぐや」や同じく月探査衛星の「ラディー」でも採用されました。 ...

2023-07-10T10:02:17+09:002015年5月1日(金)|メッセンジャー|

「はやぶさ2」地球スイングバイは12月3日、探査機は順調に稼働中

打ち上げから間もなく5ヶ月。それでなくても宇宙ファンとしては気になる「はやぶさ2」の動向ですが、JAXAは比較的定期的に記者会見を行って、状況を伝えてくれています。 4月27日、JAXAは第1回のイオンエンジン連続運転後の状況についての記者会見を開きました。初代と同様、「はやぶさ2」も小惑星までの航行にはイオンエンジンを使用しますが、問題はこのエンジンがどれだけ安定して連続運転できるかです。イオンエンジンは長く運転できればできるほど推進力を生み出す仕組みになっていますし、やはり最初のうちはいろいろなトラブルが出がちですので、こういった初期の状況をしっかりとみていくことが大切です。 ...

2023-07-10T10:02:17+09:002015年4月30日(木)|はやぶさ2|

ESAも「はやぶさ2」の追跡に協力

大がかりな探査というものは、一つの国だけではなかなか完全にはできないものです。とりわけ、探査機を24時間追いかける追跡管制の分野では、国際協力は不可欠です。「はやぶさ」のときにも、アメリカ・NASAの深宇宙追跡網(DSN)が活躍したことはご存じでしょうか。実は今回の「はやぶさ2」では、アメリカに加え、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の追跡管制網も協力しています。このことについて、ESAがこのほどウェブ記事を公開しました。 ESAがJAXAの衛星の追跡管制を支援したのはこれがはじめてではなく、過去には「きらり」(OICETS)や赤外線天文衛星の「あかり」(ASTRO-F)でも支援を実施しました。しかし、月・惑星探査での管制支援ははじめてです。 ...

2023-07-10T10:02:17+09:002015年4月30日(木)|はやぶさ2|
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