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メッセンジャーが発見した水星の地名に名前がつけられる

今年1月に水星をフライバイした探査機メッセンジャーは、これまで人類がみたことがなかった水星の領域を撮影し、多くの成果を挙げています。このたび、このメッセンジャーの写真から新たに発見された水星の領域に名前がつけられることになりました。 天体の地名については、国際天文学連合(IAU)の命名ワーキンググループがその権限を持っています。今回、メッセンジャー探査機が発見した各種地形(クレーター、谷など)について、メッセンジャーの科学チームが提案した命名を、IAUが正式に承認したものです。 ...

2023-07-10T10:02:37+09:002008年4月29日(火)|メッセンジャー|

「オポチュニティ」ロボットアームのモーターの故障が頻発

マーズ・エクスプロレーション・ローバのうちの1台、「オポチュニティ」に搭載されているロボットアームのモータのうち、1つについて故障が頻発していることが、NASAから発表されました。 NASAのローバの技術者たちが、この故障の原因究明と、4月14日に起きたモータ停止が過去の故障とどう関係しているのかについての調査を行っています。なお、モーターはこのロボットアームには全部で6つ搭載されており、そのうちの1つの調子が悪いということです。 ...

NASA、カッシーニの探査を2年延長へ

NASAはこのほど、2008年7月で基本探査が終了する土星探査機カッシーニについて、2年間探査を延長する決定を行いました。 今回発表された新しい計画では、土星のまわりを新たに60回にわたって周回するほか、土星の衛星に対してもさらに多くのフライバイを行うことになっています。このフライバイの内訳は、タイタンに対して26回、エンセラダスに7回、ディオネ、ヘレネ、レアに対して各1回となっています。 ...

2016-04-15T20:34:33+09:002008年4月16日(水)|カッシーニ/ホイヘンス|

タイタンの地下に海がある可能性

土星の衛星の地下に、水とアンモニアからなる海が存在する可能性があることが、カッシーニの探査結果の解析から明らかになりました。この結果は、3月21日付の科学誌「サイエンス」で発表されます。 今回の結果は、カッシーニに搭載されたレーダでの観測により明らかになったものです。「有機物でできた丘や湖、峡谷や山など、タイタンは地球のように非常に活動的で地形の変化に富んだ天体である。」と述べているのは、この論文の主著者であるジョンズホプキンス大学応用物理学研究所のラルフ・ローレンツ博士です。 ...

2016-04-15T20:34:59+09:002008年3月21日(金)|カッシーニ/ホイヘンス|

火星は生命に適した環境か?調査続く

NASAのマーズ・エクスプロレーション・ローバ「スピリット」と「オポチュニティ」は、当初の3ヶ月の基本探査期間をはるかに超え、この1月で5年目の探査に入りました。このローバが探査した最新のデータにより、火星の表面について新たな事実がわかりました。火星の表面には塩分(正確には、塩のようなミネラル成分)が多いのです。 ローバの科学チームの一員であるハーバード大学のアンドリュー・クノール氏によると、「火星の水はすべてが飲めるわけではない」ということです。 ...

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