今週のはやぶさ君 (2/18)
今週も、はやぶさ君は元気にイオンエンジンを吹いています。 地球との距離も近くなってきたため、最も感度が低く指向性も弱い、ローゲインアンテナでも256bpsでの通信ができています。地上では、イオンエンジンの出力や、はやぶさ君の各所の温度に気を配るためにも、データのダウンロードに励んでいます。 ...
今週も、はやぶさ君は元気にイオンエンジンを吹いています。 地球との距離も近くなってきたため、最も感度が低く指向性も弱い、ローゲインアンテナでも256bpsでの通信ができています。地上では、イオンエンジンの出力や、はやぶさ君の各所の温度に気を配るためにも、データのダウンロードに励んでいます。 ...
はやぶさ君は今週も一生懸命、決められた方向に決められた量だけ加速を続けています。 天球上の見かけの位置が時々刻々と変化する探査機と通信をし続けるためには、アンテナを狙った探査機の向きにあわせて動かさねばなりません。そのために、うすださんは丸いレールの上に載せられています。雪が降ると、このレールの上の除雪も重要な作業のひとつです。ちなみに、アンテナに積もった雪は、雪質にもよりますが、アンテナを傾けて落とします。アンテナを動かすチーム(現在はうすださんチーム)とも力を合わせて頑張っています。 ...
インドが2012〜13年に打ち上げを計画している月探査機「チャンドラヤーン2」について、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)及びNASAが機器を提供することになったことがわかりました。インド宇宙機関(ISRO)のラダクリシュナン議長が明らかにしました。 議長は、NASA及びESAについて、「複数候補の中の1つ」であると語ったということです。 ...
NASAはこのほど、土星探査機カッシーニの探査を、2017年まで延長すると発表しました。このほど発表されたNASAの2011会計年度予算には、そのための費用として年6000万ドル(日本円で約54億円)の費用を支出することが盛り込まれています。 カッシーニ探査機が打ち上げられたのはいまから13年も前の1997年でした。探査機には、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が開発したホイヘンスという突入機が搭載されていました。この突入機は、土星の衛星タイタンの大気に突入し、大気や地表の様子を調べるためのもので、2005年1月に突入探査が実施されました。 ...
本日も、はやぶさ君は地道に軌道変換を行いながら地球帰還を目指しています。 うすださんの整備が無事終わり、はやぶさ君の運用に使うアンテナがうっちーさんからうすださんに戻りました。はやぶさ君の向きが通信にちょうど良いこともあり、ここしばらくは4kbpsでの通信になります。PHSの通信速度が64kbpsですので、その1/16ですね。この通信速度での音声通話は困難ですが、はやぶさ君にとってはずいぶん速い通信速度です。この機会にどんどんデータを取得します。 ...