ルナー・リコネサンス・オービター、旧ソ連のルナ探査機を捉える
ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)は、その超高解像度のカメラの威力を遺憾なく発揮し、アポロ着陸船の残骸の撮影にも成功していますが、今度は、旧ソ連のルナ探査機の撮影に成功しました。 まず、こちらの写真は、旧ソ連のルナ20号です。ルナ20号は、1972年2月14日に月面へ着陸し、月面から55グラムのサンプルを持ち帰ることに成功しています(無人探査機です)。 ...
ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)は、その超高解像度のカメラの威力を遺憾なく発揮し、アポロ着陸船の残骸の撮影にも成功していますが、今度は、旧ソ連のルナ探査機の撮影に成功しました。 まず、こちらの写真は、旧ソ連のルナ20号です。ルナ20号は、1972年2月14日に月面へ着陸し、月面から55グラムのサンプルを持ち帰ることに成功しています(無人探査機です)。 ...
3月15日(アメリカ現地時間)、NASAは月探査機ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)が取得したデータの公開を開始しました。このデータは、NASAのデータ公開システム、惑星データシステム(PDS: Planetary ...
今週はやぶさ君は、精密な軌道決定をするためにイオンエンジンをいったん停めて、慣性飛行に入りました。 いつもの、うすださんからの距離・速度計測(レンジ計測とドップラー効果を用いた計測)に加えて、NASAのディープスペースネットワークのアンテナ3機を同時に使ったDDORも行って、精密な軌道計測をしています。うすださんからの距離・速度計測法は、視線方向には良い精度で測れるのですが、視線と垂直な面での計測はちょっと苦手です。DDORは遠くに離れたアンテナを複数使うことによって、この弱点を克服しているのです。 ...
はやぶさ君は、今日もイオンエンジンを使って軌道変更にいそしんでいます。 このところ、地球からはやぶさ君が見える時間帯がどんどん早くなってきています。先週からは、はやぶさ君の運用時間が夕方〜夜にかけての時間帯になりました。 ...
昨年8月まで探査を行っていたインドの探査機、チャンドラヤーン1の探査結果から、月の北極に大量の氷(水)が存在することがわかりました。 この発見の元となるデータは、チャンドラヤーン1探査機に搭載されていた小型合成開口レーダー(MiniSAR、現在ではMini-RFとも呼ばれる)です。この装置は、電波を地表に発射し、それを特殊な方法で解析することにより、地表の様子を調べるものです。 ...