ESA、フォボスグルントからの信号を受信
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は23日、今月9日に打ち上げられて以降行方不明になっているロシアの火星探査機、フォボスグルント(及び、中国の探査機蛍火1号)からの信号を受信したと発表しました。 ESAによると、信号は世界時で22日の午後8時25分(日本時間では23日午前5時25分)、ESAのオーストラリア・パースにある制御局で受信されたとのことです。現在、ESAはロシアの技術者チームと共に、探査機との通信回復に向けての協力体制を組んでいます。 ...
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は23日、今月9日に打ち上げられて以降行方不明になっているロシアの火星探査機、フォボスグルント(及び、中国の探査機蛍火1号)からの信号を受信したと発表しました。 ESAによると、信号は世界時で22日の午後8時25分(日本時間では23日午前5時25分)、ESAのオーストラリア・パースにある制御局で受信されたとのことです。現在、ESAはロシアの技術者チームと共に、探査機との通信回復に向けての協力体制を組んでいます。 ...
11月9日に打ち上げられたものの、地球周辺軌道から火星への軌道に乗ることができず、さらに交信も絶ってしまったロシアの火星探査機「フォボスグルント」と、中国の探査機「蛍火1号」ですが、ロシア当局は、懸命の交信復旧作業を続けています。しかし、いまもって交信回復には至っていません。marsdaily.comがノーボスチ通信の記事として伝えています。 ロシア宇宙局のダビドフ副長官が22日に語ったところによると、現時点ではまったく通信できておらず、そのため、探査機に何が起きているのかも把握できないとのことです。 ...
NASAが打ち上げた木星探査機ガリレオの科学データから、木星の衛星エウロパの地下に、液体の海が存在する可能性が示されました。この水の量は相当な量に上り、推定ではアメリカ大陸にある五大湖の水の量にも匹敵するとのことです。地球とエウロパの大きさの違いを考えると、この水の量の多さは相当なものということができます。 また、エウロパの表面を覆う氷の近くと海との間には相互に物質のやりとりがあり、このことは、エウロパの液体の地下海に生命が存在しうる可能性について議論に一石を投じるものとなりそうです。この成果を記した論文は、科学雑誌「ネイチャー」に掲載されます。 ...
11月9日に打ち上げられて以降、通信途絶状態となっているロシアの火星探査機、フォボスグルントですが、このままでは来年1月にも地球に落下するおそれがあると、ロシア宇宙庁長官が述べています。spacemart.comが伝えています。 この記事によると、ウラジミール・ポポフキン長官は、探査機が失われたとは考えておらず、通信回復に向けた努力を12月まで続けると表明しています。通信が回復したら、修正した探査機の制御プログラムを送り込み、火星への軌道へと投入する方針です。 ...
NASAは、水星探査機メッセンジャーの探査期間を延長すると発表しました。来年(2012年)3月17日の基本観測期間終了後も、あと1年、観測を続行することになります。 今回の延長探査の決定は、11月9日に開催された、第24回のメッセンジャーチームの会合で発表されました。「まだ予算の詳細について詰めなければいけないところはあるが、水星探査の継続をサポートできることをうれしく思っている。」と、その会の席でメッセンジャーの計画科学者であるエド・グレイゼック氏が言明しています。 ...