ESA、フォボスグルントの追跡を終了
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は2日、フォボスグルントの追跡作業を終了すると発表しました。ロシア側との協議に基づくものです。 11月22日に、ESAの追跡局がフォボスグルントの交信に成功。その後、フォボスグルントの軌道周回タイミングに合わせて、送受信の試みを続けてきましたが、その後はまったく成功しませんでした。衛星からはその後なんの信号も送られておりません。 ...
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は2日、フォボスグルントの追跡作業を終了すると発表しました。ロシア側との協議に基づくものです。 11月22日に、ESAの追跡局がフォボスグルントの交信に成功。その後、フォボスグルントの軌道周回タイミングに合わせて、送受信の試みを続けてきましたが、その後はまったく成功しませんでした。衛星からはその後なんの信号も送られておりません。 ...
NASAの火星探査機マーズ・サイエンス・ラボラトリーは、11月26日午前10時2分(アメリカ東部時間。日本時間では27日午前0時2分)、フロリダ州のケープカナベラル宇宙センターから打ち上げられました。 今回の探査では、愛称「キュリオシティ」と名付けられたローバーを、火星のゲールクレーター内に下ろします。従来とは異なり、ローバーをいわば「クレーン」に吊した形で着陸するという画期的な方法が採用されます。火星への着陸は、2012年8月6日が予定されています。 ...
先に本ブログの記事でお伝えした通り、22日夜(世界時。日本時間では23日朝)、オーストラリア・パースにあるヨーロッパ宇宙機関(ESA)の追跡局で、ロシアの火星探査機、フォボスグルントからの電波を捉えることに成功しました。 探査機は11月8日(現地時間。日本時間では9日)に打ち上げられました。火星に向かう前の地球周回低軌道への投入は成功し、ロケットとの分離の後、太陽電池パネルの展開は確認されています。その後、探査機搭載のフレガット第2段ロケットの2回にわたる燃焼については、ロシアの追跡管制局が追跡できる範囲ではなく、自動的に行われるはずだったのですが、これが実際には行われなかったのではないかと考えられています。 ...
アメリカの火星探査機、マーズ・サイエンス・ラボラトリ(MSL)は、11月26日、ケープカナベラル宇宙センターから打ち上げられます。ここで、打ち上げの情報を整理することにします。 まず、打ち上げ時刻ですが、アメリカ太平洋標準時で、11月26日です。打ち上げ可能時間帯(ロンチウィンドウ)は、同じく太平洋標準時で午前7時2分から午前8時45分までです。これは、日本時間では11月27日午前0時2分から午前1時45分までにあたります。 ...
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は、24日も、通信途絶となっていたロシアの火星探査機、フォボスグルントとの交信を継続しています。通信はESAが持っているオーストラリア・パースの通信施設を通じて行われています。現在、衛星との双方向通信が確立しているとのことです。 世界時で23日20時19分から24日4時8分(日本時間では、いずれも24日の5時19分から13時8分)にかけて、合計5回の通信機会を利用して、通信が試みられました。 ...