フェニックス、火星に水が存在することを確認、探査延長へ
火星探査機フェニックスが、採取した土壌のサンプルから水を検出しました。この水曜日(7月30日)に採取したサンプルを熱して検査したところ、水分が検出されたということです。 アリゾナ大学の研究者で、フェニックスに搭載されている熱・気化ガス分析器(TEGA)の主任研究者であるウイリアム・ボイントン氏は、「水があったんだ」と語っています。「これまで、水の氷が存在する証拠は、火星上空を周回する2001マーズ・オデッセイからも見つかっていたし、フェニックス自身、先日採取したサンプルが蒸発して消えてしまったことからも水の氷ではないかとは考えられていた。しかし、今回ははじめて、火星の水を直接捉えたのだ。」 ...