5月に打ち上げられた火星探査機「インサイト」が、火星への旅のちょうど半分の行程に達しました。

インサイトは、火星の内部構造を調べることを目的とした探査機です。内部構造を調べる目的が火星に打ち上げられるのははじめてです。この目的のため、地震計や熱流量計といった、火星内部の情報を捉えるための装置を搭載しています。

インサイトの公式ツイッター(一人称でのつぶやきです。最近のアメリカの探査機は一人称でのつぶやきが多くなっていますね)によると、現在インサイトは3億マイル(約4億8000万キロ)の旅のちょうど半ばにおり、飛行速度は時速6200マイル(時速約1万キロ、秒速換算で約2.75キロ)とのことです。

インサイトの火星への到着は今年11月26日が予定されています。