月探査 (ブログ)

NASAの月探査機グレイル、打ち上げに向けて最終準備

NASAの月探査機グレイルは、9月8日に予定されている打ち上げに向けて、最終準備に入りました。探査機は昨日(24日=アメリカ東部現地時間)、ロケットのフェアリングに格納されました。 グレイルは、打ち上げから探査終了まで約9ヶ月のミッションです。目的は、月の重力を詳細に調べることで、それによって月の(熱的な)進化の過程を明らかにすることが目標です。 ...

2016-04-06T10:10:21+09:002011年8月26日(金)|グレイル|

月探査機グレイル、ロケットに結合

9月8日に打ち上げられる予定のNASAの月探査機グレイルが、このほど打ち上げ場所であるケープカナベラル空軍ステーションで、打ち上げロケットと結合されました。このロケットとの結合は8月18日の午前8時45分(アメリカ東部夏時間。日本時間では同日午後9時45分)に実施されました。 グレイル探査機は、最終検査を行っていたフロリダ州タイタスビルのアストロテック社の施設から約25キロにわたって移動し、この打ち上げ場所に運ばれてきました。 ...

2016-04-06T10:11:01+09:002011年8月22日(月)|グレイル|

マーズ・リコネサンス・オービターのデータから、火星表面に水の流れた跡を発見

火星を周回して探査を続けているマーズ・リコネサンス・オービター(MRO)のデータを解析した結果、火星の暖かい時期に、火星表面に水が流れた跡が存在することが発見されました。 火星表面の斜面の中には、指のようにみえる地形が春の終わりから夏にかけてみえることがあります。この地形は冬になると消え、次の春になるとまた現れます。この定期的に現れる地形を、火星南半球の急斜面のいくつかで繰り返し観測を行いました。 ...

中国月探査の専門家が、2030年までの有人月着陸の見解を示す

中国の月探査の専門家でもあり、現在の月探査「嫦娥計画」(とりわけ、嫦娥1号)の総指揮者でもある葉培建氏が、中国は2030年までに月面への有人着陸を実施する」という見解を表明しました。中国新聞網の報道を引用する形で、人民網日本語版が伝えています。 記事中では、また火星探査について、次の火星探査の好機である2013年までに中国が独自の火星探査機を実現することは難しいものの、その次の好機である2015年には実現するであろうとの見方を示しています。 ...

2016-04-06T10:16:32+09:002011年7月16日(土)|嫦娥(じょうが)|

「中国は3〜5年後には月の石を持ち帰れる」メディア会見で表明

中国の月探査は現在第2段階にあり、3〜5年後には月の岩石を持ち帰ることができる段階に達しているだろう、という言明が、京華時報の記事として人民網日本語版で紹介されています。 この記事によると、この発言は、中国共産党の中央対外宣伝弁公室が開催した国内外向けのメディア会見で、人工衛星などのエキスパートである孫家棟氏からなされたものだということです。この記事の中で、孫氏は、1〜2年後には月面着陸、そして3〜5年後には月からのサンプルリターンが実施されているだろうとの見通しを披露しています。 ...

2016-04-06T10:17:53+09:002011年6月30日(木)|嫦娥(じょうが)|
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