日本の月探査計画。2007年打ち上げ。2009年計画終了。

「かぐや」データで、月の超巨大衝突と表・裏の違いを裏付ける研究成果が発表される

これまで、月の裏側には、直径が2500キロメートルにも及ぶ巨大盆地「南極-エイトケン盆地」が存在することは知られていました。そしてその形成は、月の進化にも大きな影響を与えたということはほぼ間違いないと、月科学者のほとんどは考えています。 このほど、産業技術総合研究所の中村良介氏を中心としたグループは、日本の月探査機「かぐや」のデータを分析することで、月の表側に、それを超える巨大衝突の痕跡を発見しました。今回の成果はそれだけではなく、その巨大衝突が元となって、現在の月の表側と裏側の姿、そしてその違いをもたらしたという推測も行なっています。 ...

2023-07-10T10:02:29+09:002012年10月29日(月)|かぐや|

「かぐや」のデータから月マントルを構成すると思われる鉱物の分布が判明

月探査衛星「かぐや」のデータから、月の内部を構成すると思われる鉱物「カンラン石」の、月表面上での分布、及びその起源についてをはじめて明らかにすることができました。この成果は、「かぐや」搭載のスペクトルプロファイラ(SP)という機器のデータを用いてもたらされたもので、論文はこのたび発行された科学雑誌「ネイチャー・ジオサイエンス」(Nature Geoscience)に掲載されています。 ...

2023-07-10T10:02:34+09:002010年7月7日(水)|かぐや|
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