日本の小惑星探査。2003年打ち上げ、2005年に小惑星イトカワに接近しサンプル採取、2010年に帰還。

はやぶさ、エンジンを組み合わせることにより地球帰還運用を再開

エンジントラブルにより一時的に地球帰還のためのエンジン噴射を停止していた小惑星探査機「はやぶさ」について、JAXAはこのほど、エンジンを組み合わせることによって運用を再開し、来年(2010年)6月への帰還に向けての運用を実施すると発表しました。 今回採用された手法は、2つのイオンエンジンのうち、機器の動くものを組み合わせて使うというものです。具体的には、異常が発生して探査当初に動作を停止していたAスラスタと、中和器の劣化によって動作を停止していたBスラスタのイオン限とを組み合わせ、いわば1台のエンジンとして運用するという手法です。 ...

2023-07-10T10:02:35+09:002009年11月20日(金)|はやぶさ|

今週のはやぶさ君 (11/12)

はやぶさ君はエンジンのトラブルに見舞われましたが、何とかしようと懸命にがんばっているところです。 11月4日に、はやぶさ君のイオンエンジンの一基が自動停止しました。はやぶさ君がイオンエンジン用の中和器にかかる電圧が上がりすぎたことに気づいたからです。 ...

2016-04-11T19:46:13+09:002009年11月12日(木)|はやぶさ|

「はやぶさ」イオンエンジン1基に異常

小惑星探査機「はやぶさ」について、JAXAは11月9日、搭載しているイオンエンジンのうち1基に異常が生じたと発表しました。 はやぶさは、合計で4基のイオンエンジンを搭載しています(スラスタA〜D)。このうちAは打ち上げ直後に動作不安定等があったため運用を休止中、Bは中和器の劣化のために2007年4月以降運用を停止しており、残るB、Cの2基を使って地球帰還に向けての運用を続けていました。 ...

2016-04-11T19:46:57+09:002009年11月9日(月)|はやぶさ|

今週のはやぶさ君 (11/5)

4年前の2005年11月4日、イトカワからの距離約7kmのホームポジションから一通りの観測を済ませたはやぶさ君は、イトカワへの着陸のリハーサルを行いました。 11月4日に行われた一回目のリハーサル降下試験では、イトカワの表面が予想もしないほどでこぼこしていたため、はやぶさ君のデータ処理が追いつきませんでした。そこで、イトカワから約700mの地点で一旦降下を中止しました。 ...

2016-04-11T19:47:30+09:002009年11月5日(木)|はやぶさ|
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