日本の小惑星探査。2003年打ち上げ、2005年に小惑星イトカワに接近しサンプル採取、2010年に帰還。
はやぶさ、第5回、そして最後の軌道修正を完了
JAXAは、地球への飛行を続けている「はやぶさ」について、第5回の精密軌道修正(TCM-4: Trajectory ...
日本の小惑星探査。2003年打ち上げ、2005年に小惑星イトカワに接近しサンプル採取、2010年に帰還。
JAXAは、地球への飛行を続けている「はやぶさ」について、第5回の精密軌道修正(TCM-4: Trajectory ...
JAXA宇宙科学研究所(宇宙研)では、地球へ帰還する直前の「はやぶさ」に関して、大気圏再突入前に光学観測ができる可能性があるとして、観測を呼びかけています。 宇宙研によると、「はやぶさ」再突入予定時刻(23時)の約4時間前の19時には、(場所により若干異なるものの)高度45度ほどの位置にあり、直前の22時には高度10度くらいなるとのことです。 ...
地球への帰還まであと1週間ほどとなった「はやぶさ」は、このほど、第4回軌道修正(TCM-3)(下記参照)を実施し、6月5日午後1時44分(日本時間)に無事終了しました。 今回の軌道修正により、「はやぶさ」はこれまでの地球外縁部への軌道からさらに詳細な軌道修正を行い、着地予定地点であるオーストラリアのウーメラ砂漠内の立入制限区域(WPA: ...
今週のはやぶさ君は、慣性の法則と、太陽、地球の重力に身をゆだねながらじっとして、位置と速度をじっくりと測ってもらっていました。 日本のアンテナも、NASAのアンテナもたくさん動員して、可能な限り正確な軌道を求めました。 ...
今週のはやぶさ君とそのスタッフたちは、力を合わせて、5日間にわたるTCMを行いました。 TCMは軌道補正マヌーバのことで、はやぶさ君の場合にはイオンエンジンを使ってこれを行います。エンジンの出力や、はやぶさ君とそのエンジンの向きに気を使いながら、目的の軌道になるように、じわじわと加速していきます。 ...