日本初の大型月探査衛星として、2007年9月に打ち上げられた探査機が、「かぐや」(SELENE: セレーネ)です。14の観測機器を搭載し、詳細な科学観測を行ったほか、ハイビジョンカメラを搭載し、「地球の出」をはじめとする多くの映像を撮影することができました。
当初予定の約1年間を超える観測のあと、月面に衝突させて探査を終了することとし、2009年6月11日早朝、月の表側の南側に衝突、探査は終了しました。2009年11月2日からは、取得したデータが一般公開されています。
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