今年もやります! 月探査情報ステーションがお送りする、「夏休みの宿題お助けページ」です。
月探査情報ステーションの膨大なコンテンツから、自由研究や皆さんの宿題にピッタリのページを編集長長がピックアップ。皆さんの自由研究や宿題を強力にバックアップします。
このページを役立てて、みなさんも夏休みをエンジョイしましょう!

※リンクに「()」で書かれていないページは、月探査情報ステーションのものです。

<その1 有人火星探査について調べよう!>

いま話題の火星探査。映画『オデッセイ』をご覧になって、近い将来、人類が火星に行けるという夢を持っている方も多いと思います。
実際、人間が火星に行くこと(有人火星探査)はもう決して夢物語ではありません。NASAは2030年代なかばには火星に人類を送ると宣言していますし、アメリカの民間ロケット会社スペースXは、それよりも早い2020年代なかばに人類を火星に送ろうとしています。
いまホットな火星探査、そして将来の有人火星探査について、最新の情報が月探査情報ステーションにはあふれています。自由研究でまとめてみるというのはどうでしょうか。

<その2 小惑星探査が熱い!>

実は小惑星探査も熱いのです。「はやぶさ2」は皆さんご存知かと思いますが…いや、意外に知られていないかも知れませんね。先代の「はやぶさ」とどこがどう違うのかを調べあげるだけでも、立派な自由研究になるかも知れません。
そしてこの9月、アメリカも小惑星探査機を打ち上げます。「オサイレス・レックス」(オサイレス・レックス)という名前のこの探査機は、「アメリカ版はやぶさ」とまでいわれることがあります。そう、「はやぶさ」と同じように小惑星から無人でサンプルをとって帰ってくることが目的なのです。
アメリカは小惑星に熱い視線を向けています。小惑星の一部を採取し、宇宙飛行士が探査して持ち帰るという「小惑星イニシアチブ」や、小惑星から資源を得ようとする民間企業など、さまざまな計画が検討されています。
こういった小惑星探査の最新情報も、月探査情報ステーションではバッチリと押さえています。ぜひ調べてみてくださいね。

<その3 月についてもっと調べよう!>

月探査情報ステーションは、いまはともかく、最初は「月探査」の「情報」を発信する「ステーション」として始まりました。
ここのところ、火星や小惑星に比べて、月探査はちょっと地味という印象を受けるかも知れませんが、そんなことはありません。
中国の嫦娥3号はこのほど、月探査史上最長の月面での活動時間を記録しました。一方で、嫦娥3号のローバー「玉兎」は、その活動を止めました。中国はこのあと今年中にも、次の探査機「嫦娥5号」(4号はちょっと遅れ、来年打ち上げ予定です)を打ち上げるなど、月に向けての動きが活発です。
民間の月探査レースも活発です。来年までに月面に到達した純民間チームに賞金を提供するという「グーグル・ルナーXプライズ」では、日本のHAKUTO(ハクト)チームが健闘しています。そしてつい先日は、この賞金レースにも加わっているアメリカの企業ムーン・エクスプレスが、アメリカ政府より月探査の許可を受けました。民間企業として世界初の月探査に挑みます。
静かなようにみえてにわかに動きが活発になっている月探査。最新の動向を知るには、ブログをご覧いただくのがいちばんいいかもしれません。ただ、夏休み中もガンガン更新されますので、必ず毎日チェックすること!

<その4 やっぱり夏休みは工作!>

夏休みなんだからやっぱりモノを作らなきゃ、という皆さん、ご安心下さい。
月探査情報ステーションには、この時期人気のペーパークラフトがそろっています。
いろいろな探査機のペーパークラフトに加え、月探査情報ステーションならではの「惑星ペーパークラフト」もあります。ただ工作で作るだけではなくて、それぞれの天体について調べたりするというのもいいでしょう。例えば月ならアポロの着陸点を調べて点を打ってみるだけで、あなただけのペーパークラフトに早変わりします。
せっかくの夏休み。月探査情報ステーションの工作を利用して、あなただけの作品を作ってみて下さい。