月探査情報ステーションでは、毎年秋(例年ですと11月、今年も11月です。後述)、宇宙開発・宇宙科学の一般向けイベント「宇宙を楽しむ市民シンポジウム」を開催しています。また、関連して編集長などが伺う講演も実施しています。
今年もまた、11月に合わせ、九州地区などでイベントを実施したいと考えております。もしご興味がある団体(宇宙や天文の愛好団体、科学館、プラネタリウム、大学、NPO法人など)がございましたら、ご連絡をいただきますようお願いいたします。

要領は以下の通りとなります。

  1. 実施日
    11月8日(土)、9日(日)、15日(土)、16日(日)のいずれか
    このイベントは、毎年この時期に開催される、宇宙科学技術連合講演会(宇科連)に合わせて実施するものです。本学会は、今年は11月12日(水)〜14日(金)、長崎で開催されます。これに合わせての開催とするため、この学会の前後の週末をイベント開催日にしたいと考えております。
    なお、平日であっても問題がない場合には、10日(月)、11日(火)の開催も構いません。
  2. 実施内容
    以下の2つのイベントをメインにいたします。

    1. 宇宙を楽しむ市民シンポジウム
      宇宙を楽しむ市民シンポジウムは、月探査情報ステーション編集長(寺薗淳也)がホストとなり、専門家とのトークやクイズを楽しむイベントです。詳細は下の項目をご覧下さい。
    2. 一般的な講演など
      宇宙開発・宇宙科学、とりわけ月・惑星探査に関わる講演を行います。
  3. 宇宙を楽しむ市民シンポジウム
    宇宙を楽しむ市民シンポジウムは、寺薗がホストとなって、月・惑星探査などを話題として、専門家を招いたトークやクイズなどのイベントを実施するイベントです。
    2007年の北海道を皮切りに、ほぼ1年に1回の割合で実施してきております。
    詳細については、以下のリンクをご覧下さい。

    定型的なルールがあるわけではありませんが、大体は以下のような形で進められます。全体として2時間30分程度のプログラムとなります。

    • 第1部…トーク。寺薗が司会をする形で、月・惑星探査に関わる技術者・科学者とのトークを展開します。また、科学館やプラネタリウムなどの場合には、スタッフの方が司会をして私とトークをする場合もあります(この場合、私のみが会場に伺う形となります)。時間は約1時間くらいです。
    • 第2部…イベント。最近はクイズが多くなってきています。第1部のトークに連動する形で、それに関連したクイズを実施しています。他にも、質問大会を実施したり、映像を上映したりしたこともあります。時間はこちらも約1時間くらいです。
  4. 講演について
    通常科学館やプラネタリウム等で行われる講演とまったく同様です。寺薗、または月探査情報ステーションのスタッフが現地に赴き、最新の月・惑星探査のトピックについて解説、紹介します。
  5. 開催費用等の負担について
    イベントや講演などを開催しようとする主催者の方には、以下のご負担をお願いいたします。

    • 交通費…長崎からイベント・講演開催地までの往復交通費。距離によっては宿泊費も含みます。なお、2名参加の場合、月探査情報ステーションの方で1名分を確保できる可能性もあります。詳細についてはお問い合わせ下さい。
    • 謝金…団体の規定等に準じます。こちらもご相談下さい。
    • その他、イベントの開催にかかる経費
  6. 会場について
    アクセスしやすさなどの観点から、基本的には九州一円、ないしは山口地域などを念頭に置いていますが、もちろん、西日本一帯でももし条件が合いましたら問題なくイベント実施が可能です。例えば、こちらが長崎へ向かう途中(会津若松→長崎)のどこかでのイベント開催ということも考えられます(もちろん帰路ということもあり得ます)。
  7. 会場規模
    イベント内容にもよりますが、数十人~100人強程度の会場を想定していただければ十分かと思います。

以上、内容を簡単にご説明いたしましたが、興味をお持ちの団体などで、さらに詳細な条件をお聞きになりたいという方は、メールにて、moonstation.jp@gmail.comまでご連絡下さい。折り返しご返信を差し上げます。
また、2件以上の申し込みが同じ日にあった場合、場所と時間などを勘案して受け入れ可能かどうかを判断したいと思います。

皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。