探査機全体

探査機名称 はやぶさ2
Hayabusa2
打ち上げ国 日本 (宇宙航空研究機構: JAXA)
打ち上げ日時 2014年12月3日 午後1時22分4秒(日本標準時)
※当初予定は2014年11月30日 午後1時24分48秒
打ち上げロケット H-IIAロケット (202型) 26号機
打ち上げ場所 種子島宇宙センター
(鹿児島県南種子町)
目的地 リュウグウ (1999 JU3) (小惑星)
地球スイングバイ 2015年12月3日
目的地到着 2018年6月22日〜7月5日 ※予定
目的地滞在時間 約1年半 ※予定
目的地出発 2019年11〜12月 ※予定
地球帰還 2020年11〜12月 ※予定
探査形態 ランデブー(近接)、サンプルリターン、周回
軌道 地球及びリュウグウに近接する太陽周回軌道
総飛行距離 約52億4000万キロ

「インサイト」探査機

大きさ 約1.0×1.6×1.25メートル
重量 約609キログラム (燃料込み)
搭載装置 光学航法カメラ (ONC)
多バンド可視カメラ
近赤外分光計 (NIRS3)
レーザ高度計 (LIDAR)
中間赤外カメラ (TIR)
サンプル採集装置 (SMP)
地球帰還カプセル
衝突装置 (SCI)
分離カメラ (DCAM3)
モニタカメラ
小型ローバ (MINERVA-II)
小型着陸機 (MASCOT)
観測期間 約1年半
主要目標 ■工学的目的

  • 将来的な惑星探査基盤技術の確立
  • 「はやぶさ」により培われた技術の継承
    • 電気推進による惑星間空間航法技術
    • 自律推進・制御による探査技術
    • 地球以外の天体からの無人サンプリング技術
    • 地球大気圏への再突入技術

■理学的目的

  • 地球近傍小惑星、とりわけC型小惑星の性質の解明
  • より新鮮な物質を調べることによる小惑星構成物質の解明
  • 水・有機物等の存在の有無の把握、及び存在した場合の起源の解明

 

参考資料