2007年7月28日に行われた、明石市天文科学館 での講演の模様をお送りいたします。
明石市天文科学館の正面です。明石駅からもはっきりとみえるこの高い塔がシンボルマーク。建物は、日本標準時で定められている東経135度の子午線上に建っています。 |
ちょうど明石市天文科学館では、「太陽系新時代」という展示とイベント企画を行っていました。講演もこのイベントの一環という形になっています。昨年(2006年)に冥王星が惑星から外れるというふうに、太陽系の描像は大きく変化しています。改めて太陽系を見直してみよう、そういう趣旨が込められています。 |
時計塔を明石の市街からみると、このようにみえます。すっくりと建った時計塔の時計の高さは、地上から47.5メートル。街中からもよく見えます。なお、この時計は3代目だそうです。2代目の時計は、阪神・淡路大震災で被災し、現在の時計は1998年1月17日(震災から3年目)に稼働を開始したものです。 |
時計塔を近寄って写してみました。あまりに高さがあって、上まで写りきりません。ちなみにこの時計、文字盤の直径が6.2メートルもあるそうです。下からではなかなかわかりませんが、実はすごく大きな時計なんです。 |
ちょっと遅いですが、7月ということで、館内には七夕の願いごとがいろいろ飾られていました。思わず笑ってしまうようなほほえましいものからかなり現実的なものまで、いろいろな願いごと、天のお星様は聞き届けてくださったのでしょうか? |
さて、館内のプラネタリウム(講演会場)に入ります。天文科学館のプラネタリウムは旧東ドイツのカール・ツァイス・イエナ社製で、導入されたのは1960年。40年前の機械ですが現役でばりばりと活躍しています。歯車とレンズ、光源を組み合わせた純粋に機械式のプラネタリウムは、いまや珍しくなってきたといえましょう。 |
太陽系新時代というテーマのもと、天文科学館では様々な展示も行われていました。そのうちの1つ、アポロが採集してきた月の石(レプリカ)。 |
さて講演です。土曜日の朝10時という非常に早い時間にもかかわらず、大勢のお客様にご来場いただきました。年代も子どもからお年寄りまで幅広く、関心の高さを感じました。質問も多く、全てにお答えできなかったのが残念です。 |
さて、明石市天文科学館というと忘れてはならないのが、我らが正義のヒーロー、シゴセンジャー。日夜宇宙の平和のため、子どもたちのために星空を守る力強い戦士たちです。ファンもたくさんいるようで、グッズが数多く売られています。 |