オサイレス・レックス
オサイレス・レックス探査の想像図 (Copyright: NASA/GSFC/University of Arizona)

「アメリカ版はやぶさ」とも称される、小惑星サンプルリターン計画が、オサイレス・レックスです。その名の通り、「はやぶさ」と同様、小惑星からサンプルを持ち帰ることを目指しています。
現在の計画では、2016年打ち上げ、2019年に目的地の小惑星ベンヌ(1999 RQ36)に到達し、1年半近くそこにとどまってサンプル取得などを行い、2023年に地球へ帰還することを予定しています。


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おことわり…この探査計画は、多くの報道やブログ等において「オシリス・レックス」と呼ばれています。本来「オシリス」とは、日本語で古代エジプトの神の名前の呼び名とされているものです。もちろん、探査機の名称も強引にそれに当てはめているわけですが、OSIRISという単語については、アメリカでの現地発音とは異なった表記となっています。
月探査情報ステーションでは、探査記名についてはできる限り打ち上げ当事国での発音に近い形で表記することとしております。このため、このプロジェクトのメンバーへ確認の上、本サイトでは、もっとも現地(アメリカ)における発音に近い「オサイレス・レックス」という表記を用いております。