ビーナス・エクスプレス 極地域の大気の流動を捉える
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の金星探査機、ビーナス・エクスプレスの赤外線カメラが捉えた画像(をつなげた映像)が公開されました。ダイナミックに流動する大気は、金星の南極地域のものです。 この映像で注目すべきなのは、極地域の渦です。極地域はそもそも、これまで画像として捉えられたことがなく、このような渦が存在するということはこの映像によりはじめて明らかにされました。これは、金星の大気の運動などを解明する上での大きな手がかりとなりそうです。 ...
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の金星探査機、ビーナス・エクスプレスの赤外線カメラが捉えた画像(をつなげた映像)が公開されました。ダイナミックに流動する大気は、金星の南極地域のものです。 この映像で注目すべきなのは、極地域の渦です。極地域はそもそも、これまで画像として捉えられたことがなく、このような渦が存在するということはこの映像によりはじめて明らかにされました。これは、金星の大気の運動などを解明する上での大きな手がかりとなりそうです。 ...
冥王星探査機ニューホライズンズは、既報のとおり、2月末に木星をフライバイしましたが、その際に得られた成果が公表されつつあります。 ニューホライズンズ探査機は、木星とその衛星について数多くの写真を撮影しました。この中には、地球ほどのサイズもある木星大気の「小斑点」や、木星の衛星の噴火の様子、さらにはガリレオ衛星の氷の表面など、数多くの貴重な資料が含まれています。 ...
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)、宇宙科学に関する国際委員会(COSPAR)、及びNASAの3者は、2005年に土星の衛星タイタンに着陸したホイヘンス突入機の着陸点を、「ユベール・キュリアン・メモリアル・ステーション」と命名しました。ユベール・キュリアン(Hubert Curien) ...
冥王星探査機ニューホライズンズは、2月28日、木星の重力を利用して加速する「スイングバイ」に成功しました。探査機は木星から約220万キロの距離を、アメリカ東部時間午前0時43分(日本時間午後3時43分)に通過しました。最接近時には写真撮影などは行われませんでしたが、科学的なデータ取得などが行われました。 最接近前に撮影された木星やその衛星のクローズアップ写真は、ニューホライズンズのサイト(http://pluto.jhuapl.edu)に掲載されています。 ...
現在木星フライバイに近づいている冥王星探査機ニューホライズンズが撮影した木星です。撮影は2月10日に行われ、この時点で木星との距離は約2900万キロです。大赤斑と小赤斑が、それぞれ写真の左側と右下にみえています。これ以上大きくなるとカメラの撮影エリアをはみ出すため、ニューホライズンズのカメラが撮影する木星全球の写真はこれが最後となり、あとは特定エリアの撮影となります。 <出典> ...