人間は天体観測で、より詳しいデータ(画像)を求めるものです。最初が点1つであれば次は少しでも形があるもの。形がみえれば、もっと詳しい表面の様子がみえるもの。表面の様子がみえたら、より詳しい地形がみえるもの…。それが好奇心を持つ人間というものです。
この好奇心の記録といってもいい画像(映像)がNASAから公開されています。1930年のクライド・トンボーによる冥王星発見から、つい最近の冥王星の高解像度画像までをつなぎあわせた、アニメーションです。
つなぎ合わされている写真は、クライド・トンボーによる冥王星の最初の発見から始まり、ハッブル宇宙望遠鏡で1990年代から2011年までに観測された写真、そしてニューホライズンズによる観測写真へとつながっていきます。すべての写真の内容は以下の通りです(表示される順)。
- クライド・トンボーによる冥王星発見の写真 (1930年) (ローウェル天文台)
※本画像はローウェル天文台のアーカイブから使用したものです。この画像の一般での利用に際してはローウェル天文台アーカイブの個別の許可が必要になります。 - ハッブル宇宙望遠鏡による1996年の観測
- ハッブル宇宙望遠鏡による1994年の観測
- ハッブル宇宙望遠鏡による2011年の観測
- ハッブル宇宙望遠鏡による2002〜2003年の観測
- ニューホライズンズが2015年4月9日に捉えた画像
- ニューホライズンズが5月12日に捉えた画像
- ニューホライズンズが6月2日に捉えた画像
- ニューホライズンズが6月15日に捉えた画像
- ニューホライズンズが7月1日に捉えた画像
- ニューホライズンズが7月3日に捉えた画像
- ニューホライズンズが7月8日に捉えた画像
- ニューホライズンズが7月10日に捉えた画像
- ニューホライズンズが7月11日に捉えた画像
- ニューホライズンズが7月13日に捉えた画像
- ニューホライズンズが7月14日に捉えた画像
- ニューホライズンズが7月15日に捉えた画像(動画形式)
リンク先は全て英語です。
クレジット: ローウェル天文台分…Lowell Observatory、 ハッブル宇宙望遠鏡…Alan Stern, Marc Buie,M. Showalter (2011分) NASA, ESA、ニューホライズンズ…NASA/JHUAPL/SwRI
- NASAの記事