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無事の「電話」が…ニューホライズンズからの信号が届く

前回の記事で速報として入れましたが、今回のニューホライズンズの冥王星最接近について、NASAは15日、記者会見を開き、探査機から無事フライバイ(天体の脇を通り過ぎること)に成功したことを信号でも確認したと発表しました。 信号の到着はアメリカ東部夏時間で14日午後9時前(日本時間では15日午前10時前)とのことです。 ...

2023-07-10T10:02:08+09:002015年7月16日(木)|ニューホライズンズ|

ニューホライズンズ、冥王星フライバイ(最接近)に成功

9年半、50億キロにも及ぶ旅を経て、人類は新たな地平線に到達しました。 NASAが2006年1月に打ち上げた冥王星探査機「ニューホライズンズ」は、アメリカ東部時間14日午前7時49分57秒(日本時間14日午後8時49分57秒)、冥王星から約12400キロメートル(原文表現では7750マイル)を通過しました。天体のそばを高速で通り過ぎ、そのわずかなチャンスで観測を行う、「フライバイ」という手法での探査です。 ...

2023-07-10T10:02:09+09:002015年7月15日(水)|ニューホライズンズ|

NASA、ニューホライズンズ最接近直前の冥王星詳細画像を公開

NASAはニューホライズンズの冥王星最接近直前に、これまででもっとも詳しい冥王星の画像を、ツイッター及びインスタグラムで公開しました。 【7月15日午前11時10分更新】画像を差し替えました。当初掲載していた画像はNASAのツイッターに掲載されたもので、やや解像度が低かったのですが、こちらの画像はNASAのプレスリリース(別記事掲載)から取得したもので、解像度が高いものです。 ...

2023-07-10T10:02:09+09:002015年7月14日(火)|ニューホライズンズ|

ニューホライズンズ、冥王星最接近を果たす

冥王星探査機ニューホライズンズは、予定通り、アメリカ東部夏時間14日午前7時49分57秒(日本時間では14日午後8時49分57秒)、冥王星上空約13000キロを通り過ぎ、最接近を果たしました。 この際接近の際などに観測したデータは、今後徐々に地球へと送信されてきます。冥王星はあまりに遠く、通信回線が細いため、一度にデータを送ることができません。そもそも、現在光の速度で地球から4時間半もかかる上に、一度地球から冥王星の影になるところを飛行したりするため、データ取得にはやや時間がかかります。私たちが最接近時のデータ(写真など)をみられるのは、早くて日本時間の明日朝になるかと思います。その際にも本ブログでお伝えします。 ...

2016-03-28T06:51:32+09:002015年7月14日(火)|ニューホライズンズ|

冥王星の大きさをめぐる論争についに終止符

意外に思われるかも知れませんが、実は、冥王星の大きさについて、これまで確定した値はありませんでした。いや、意外ではないかも知れません。ハッブル宇宙望遠鏡をもってしてもみえる大きさは限られ、ましてや地上からの観測ではさらに難しくなります。 しかし、この長年続いた論争も今日で終わりです。NASAは14日、冥王星の正確な大きさについて、直径2370キロであると発表しました。これまでは「約2400キロ」という値が使われてきましたので、それに比べてほんの少しだけ小さな値ということになります。 ...

2023-07-10T10:02:09+09:002015年7月14日(火)|ニューホライズンズ|
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