11月5日に打ち上げられたインド初の火星探査機、マンガルヤーンは、ロケットから切り離され、打ち上げは成功しました。

11月5日午後2時38分(インド現地時間、日本時間では同日午後6時8分)、インド東部アンドヤ・プラデシュ州のスリハリコタにあるサティシュ・ダワン射場から打ち上げられました。
打ち上げ後ロケットは順調に飛行し、最終的に衛星を無事所定の地球周回軌道に投入、打ち上げは成功しました。
マンガルヤーンに関するインド宇宙機関(ISRO)のフェイスブックページによれば、現在衛星の状態は順調で、太陽電池パネルも展開、衛星は自力での運用を始めているとのことです。

順調に行けば、マンガルヤーンは今後約1ヶ月をかけて地球周回軌道の高度(遠地点)を徐々に上げ、その後火星への軌道に移行、約10ヶ月をかけて火星へ飛行し、来年(2014年)の9月24日に火星周回軌道へと投入されます。