三菱重工業は17日、アラブ首長国連邦の火星探査機「アル・アマル」を搭載したH-IIAロケット42号機について、延期されていた打ち上げ日及び時刻を午前6時58分14秒とすると発表しました。

火星上空を飛行するアル・アマル探査機の想像図

火星上空を飛行するアル・アマル探査機の想像図
(© MBRSC)

アル・アマルの打ち上げは当初15日に予定されていましたが、打ち上げ場所である種子島宇宙センター周辺の天候条件がよくないため順延され、17日になるという予定も一時UAE側から流れましたが、やはり天候の影響でさらに延期されていました。

種子島宇宙センターがある鹿児島県南種子町の20日朝の天気予報は「晴れ・弱い風・降水確率20パーセント」となっており、打ち上げには絶好の条件になりそうです。今度こそは日本から火星への直行便を無事届けてほしいものです。