昨日、中国の嫦娥5号の着陸場所が月のリュムケル山という場所であることをお伝えしたばかりですが、間髪を入れずまた重要な情報が入ってきました。嫦娥5号の打ち上げ日が11月30日であるというものです。
この情報は、ロシアメディア「スプートニク」が(日本語と英語で)伝えています。

スプートニクは、中国国家航天局(CNSA)の国際協力部門長であるXu Yansong氏の話として伝えています。

これまで、嫦娥5号の打ち上げは「2017年年末」とされてきましたが、具体的な日付がいよいよ出てきました。11月30日ですから、これまでいわれてきた「年末」という表現と大きな矛盾はありません。
また着陸点の情報も公開されました。いよいよ中国は、月周回、月着陸に続く第3のステップ「月サンプルリターン」へ、最終ステップを進み始めたようです。