嫦娥3号、4号搭載の月面ローバーのプロトタイプ開発へ

中国嫦娥計画の技術者が明らかにしたところによりますと、2010年代前半に予定されている月着陸・ローバー探査計画「嫦娥3号」及び「嫦娥4号」に搭載される予定の月面ローバーの開発は、現在プロトタイプ(試作品)の開発段階に入っているとのことです。 月探査プロジェクトの総設計師という肩書きを持つ于登雲副主任は、ローバーは中国にとってまったく新しい探査装置であり、開発は非常に難しいが、技術的なブレークスルーを実現して開発にこぎ着けたいと述べています。 ...

2016-04-08T18:57:11+09:002010年11月28日(日)|嫦娥3号|

嫦娥3号の着陸地点候補は5箇所

人民網日本語版が、「科技日報」の記事を引用して伝えたところによりますと、中国の月探査プロジェクトの責任者の発言として、次期月探査である嫦娥3号の着陸点が、5箇所に絞られたとのことです。 この5箇所は、先日嫦娥2号が詳細な写真撮影を行った「虹の入り江」に加え、神酒の海、湿りの海、ケプラークレーター、アリスティルスクレーターです。 ...

2016-04-08T18:57:37+09:002010年11月26日(金)|嫦娥3号|

嫦娥3号に搭載予定の天体望遠鏡、月面の水が障害に?

嫦娥2号に続き、2012〜2013年頃に打ち上げられるとみられている中国の月着陸機、嫦娥3号ですが、これに搭載される予定の天体望遠鏡に、月面の水が障害になる可能性があることがわかりました。 ヨーロッパで開催された学会において、中国の科学者が発表したものです。月面の水が太陽光にあたって蒸発し、さらに分解されて水酸分子(記事原文より。ヒドロキシル基のことか?)になることで、嫦娥3号で設置予定の紫外線望遠鏡の能力に影響を与える可能性があるとのことです。 ...

2016-04-11T18:27:29+09:002010年9月24日(金)|嫦娥3号|

中国、嫦娥3号で史上初めて月面での天文観測実施へ

中国が2012〜2013年に打ち上げるとみられる月探査衛星「嫦娥3号」で、史上初めて、月面での天文観測を行う装置が搭載されることが明らかになりました。中国月探査計画の最高責任者、欧陽自遠氏の講演で明らかになったものです。 この望遠鏡を開発する研究員によると、アポロ計画で小規模な望遠鏡での観測を行ったことはあるが、本格的な天文観測は世界初であるとのことです。また、この望遠鏡は「紫外望遠鏡」と名付けられていますが、紫外線領域のみを観測するのかどうか、といったことはわかりません。 ...

2016-04-11T18:35:13+09:002010年8月24日(火)|嫦娥3号|

嫦娥3号は月の夜の間の生存をめざす…中国月探査の最高責任者が発言

2013年にも打ち上げが予定されている、中国の月面着陸機「嫦娥3号」ですが、次第にその姿が明らかになってきています。先日に続き、中国月探査の最高責任者、欧陽自遠氏がその一端を語った様子が人民網日本語版に掲載されていますが、その内容はかなり驚くべきものです。 それによると、嫦娥3号では、月面の夜を耐え抜いて探査機を生かすために、原子力電池を用いることを検討しているとのことです。 ...

2016-04-11T18:43:27+09:002010年6月25日(金)|嫦娥3号|
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