小惑星ベンヌに接近中のアメリカの小惑星探査機「オサイレス・レックス(オシリス・レックス)」、ちょっと前の「はやぶさ2」と同じように、次第に目的地ベンヌの姿が大きくなっています。

このほど、小惑星ベンヌの姿が画像上で100ピクセルほどになった写真が公開されました。

距離330キロからみたベンヌ

距離約330キロからみた小惑星ベンヌ。リュウグウそっくりのひし形の形状がはっきりみえてきている。 (Photo: NASA/Goddard/University of Arizona)

 

距離330キロからみたベンヌ(ズーム)

距離約330キロからみたベンヌの写真をズームアップしたもの。
(Photo: NASA/Goddard/University of Arizona)

この写真は距離が約330キロのところから撮影されています。撮影日は10月29日です。
写真は探査機に搭載の複合カメラで撮影されており、写真を取得する約1分間で、ベンヌは1.2度ほど自転しています。
取得した8枚の写真を重ね合わせて高い解像度を得る「スーパー・レゾリューション・アルゴリズム」という手法で、鮮明なベンヌの写真が得られました。画像上ではベンヌは約100ピクセルほどの大きさとなっています。また、上がベンヌの北極になっています。

ベンヌの姿は、まるで「はやぶさ2」の目的地である小惑星リュウグウと見間違えるのではないかというほどよくにたひし形をしています。
地球近傍小惑星、あるいは少なくとも、リュウグウとベンヌが属するC型小惑星が全てこのひし形なのか、なぜこのような形になったのか。まだ100ピクセルで、到着まで1ヶ月以上ありますが、興味と疑問が次々に湧いてきます。