日本惑星協会は、「はやぶさ2」運用チームへの応援メッセージ送付企画「はや2ホットライン 運用チームへの宅配便」を、1月29日から開始しました。2月11日まで実施する予定です。

人工クレーターにタッチダウンする「はやぶさ2」

「はやぶさ2」に搭載された衝突装置によって形成されたクレーターにタッチダウンする「はやぶさ2」の想像図 (出典: JAXAデジタルアーカイブス、© 池下章裕)

延期されていた小惑星への第1回タッチダウン・試料採集が、間もなく、2月第4週(18日の週)に実施される予定です。これを前に、日本惑星協会では、「はやぶさ2」運用チームへの応援メッセージを募集し、それを取りまとめた上でチームへと届けます。
取りまとめとお届けを担う「お届けがかり」は、日本惑星協会(アウトリーチ・惑星科学教育推進チーム)、毎日新聞社大正製薬の3者が担います。
大正製薬…と不思議に思われた方は、ぜひ月探査情報ステーションのページをお読みくださいね。実は大正製薬さんと「はやぶさ」、そして「はやぶさ2」には深いご縁があるのです。そして、月探査情報ステーションをパートナーとしても支えてくださっています。

以下のページから、100文字以内でメッセージをご記入下さい。主な注意点としては以下が挙げられます。

  • メッセージは、社会的妥当性が認められる内容をお願いします。妥当性が認められないと判断したメッセージは対象と致しません。
  • メッセージの内容は、国内報道機関等に提供させて頂く場合があることを、あらかじめご了承ください。
  • この活動は、「はやぶさ2」プロジェクトについて TPSJ が一般の皆様を対象としたアウトリーチ支援になります。このため、プロジェクト側に直接送られたメッセージは対象になりません。メッセージは、プロジェクト側に直接送られても適用できません。

編集長(寺薗)も日本惑星協会のカウンシラーであり、本企画に全面的に協力します。
考えてみれば、14年前、初代「はやぶさ」運用に関わっていたとき、あまりの困難さや過酷なスケジュールに心身ともにくじけそうになっていた私たちを奮い立たせてくれたのは、多くの方々から寄せられた応援メッセージでした。
「はやぶさ2」は初代よりはるかに順調とはいえ、岩だらけの小惑星リュウグウへのチャレンジは決してたやすいものではありません。皆さんの応援がミッションを動かす力になります。ぜひ皆様、メッセージをお寄せ下さい。