小惑星リュウグウは「そろばん珠(だま)」、衛星を失った可能性も?
2018年6月21日、JAXA宇宙科学研究所「はやぶさ2」プロジェクトチームは、小惑星リュウグウからおよそ100キロメートルから撮影した画像を公開しました。 これまで「丸っこい」と考えられていた小惑星の形は、サイエンスチームの予想を超えてそろばんの珠(たま)やコマのような、中心部(赤道付近)が膨らんだ形をしています。これまで観測された他の小惑星と比較検討すると、小惑星リュウグウは現在の7.6時間よりももっと速く自転していた可能性があり、もしかすると過去に持っていた衛星を失ったのかもしれません。 ...