その4 やっぱり工作といえばペーパークラフト!

夏休みの課題、といえば工作! そして、工作といえばペーパークラフト!

月探査情報ステーションには、ちょっと変わったペーパークラフトがあります。
例えば、惑星がサッカーボールの形をしたペーパークラフト。しかも、すべての惑星が揃っています。惑星の表面の模様は、探査機が実際に撮影したホンモノです。

また、探査機「はやぶさ」や「かぐや」のペーパークラフトもあります。
「はやぶさ」は、やさしいバージョンとむずかしいバージョン、2つがあります。せっかくの夏休みですから、むずかしい方にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
「かぐや」は、一般的なものと動くバージョンがあります。当然、動く方が作るのは難しいのですが、夏休みはそういうむずかしいものに挑戦することができるチャンスです。ぜひチャレンジして、友だちをおどろかせてみましょう!

また、宇宙系研究機関にも様々なペーパークラフトがありますので、こちらもリンクしました。

調べてみよう!

  • 惑星がどれくらい離れているか、ペーパークラフトで実際に置いてみよう!
    惑星がそれぞれどれくらい離れているか、というのはなかなかわかりにくいものです。夏休みはそれを知る絶好のチャンスです。どこかを太陽(中心)にして、各惑星のペーパークラフトを置いてみるというのはどうでしょうか。太陽からのそれぞれの惑星の距離もぜひ、調べてみてください。
  • 探査機の構造をみてみよう
    「かぐや」や「はやぶさ」はそれぞれ独特の形をしていますが、どの部分に何があるか、またそれぞれの形は何を意味しているのか、探査機には役割があって、そのためにそれぞれの形をしています。どこがどのような役割をしているのかも調べてみましょう。
  • それぞれの天体の特徴は?
    天体のペーパークラフトには、表面の姿がそのままみえているものや、高さの違いがみえているものがあります。そのペーパークラフトが何を表しているのか、またその情報から天体についてどのようなことがわかるのかを探ってみましょう。

作る際の注意

  • 作る前にペーパークラフトを印刷する必要があります。
    • パソコンとプリンター、そしてペーパークラフト用の厚手の紙を用意してください。プリンターはインクジェットプリンターが最適です。カラーレーザープリンターですと、紙が焼け付いたり、紙詰まりを起こす可能性があります。用紙は、電気店などで「ペーパークラフト用」として売られている紙が最適です。
    • 上記のページにアクセスして、PDFファイルをダウンロードします。
    • プリンターに用紙をセットして印刷します。印刷の際は、もっとも高い精度で印刷するときれいに出力されます。
    • そのあと、工作をはじめます。
  • 組み立ての前に、テープとのり、はさみまたはカッターもご用意ください。定規などもあった方がよいでしょう。
  • 紙を切ったりするときには、ナイフやはさみなどでけがをしないように、気をつけてください。小さいお子さまが工作をするときには、常にお父さんかお母さん、あるいは大人の方が気をつけてあげてください。
  • 輪郭ははさみより、定規を使ってカッターで切るほうがきれいに仕上がります。
  • 折り曲げるときは、裏から定規をあててまっすぐに折ってください。
  • のりが手についたまま印刷面にさわると汚れます。手をきれいに保ってください。
  • のりはつけ過ぎると外にはみ出したりします。工作用ののりを使う場合は、少しずつ出していって、ちょうどいいくらいでとどめておくとよいでしょう。また、乾かすための時間もみておく必要があります。
  • 少し高等テクニックになりますが、両面テープを使うとさらにきれいに仕上げられます。ただ、のりしろの小さな部分にピタリと当てはめるためにはかなりのテクニックを必要とします。慣れてきたら挑戦してみるとよいでしょう。
  • 惑星ペーパークラフトは、でき上がるまでに大体1時間くらいかかります。また「かぐや」や「はやぶさ」のペーパークラフトは、簡単なものであれば20分ほど(お子さまの場合)でできますが、むずかしいものですと1時間以上かかるものもあります。十分に時間に余裕をみて製作してください。