小惑星イニシアチブは、2013年にNASAが新たに発表した、小惑星探査の枠組みです。イニシアチブとは「先取権」「主導権」といった意味で、NASA(アメリカ)が小惑星探査分野でも主導権を取り戻すという意味が込められています。
小惑星イニシアチブは大きく分けて2つの内容からなり、地球に近い小惑星の一部を捕獲して地球の近くに持ち帰り、その小惑星の一部に有人で探査する計画(アーム=ARM)と、地球に衝突する可能性がある小惑星の監視を行う「小惑星グランドチャレンジ」からなっています。
小惑星の捕獲・地球近傍での探査計画は、早ければ2020年代前半にも実施される予定です。
■関連サイト
- NASAのページ (英語)
- オサイレス・レックス (月探査情報ステーション)
NASAが進める無人小惑星探査計画 - はやぶさ2 (月探査情報ステーション)
日本の小惑星探査計画