「はやぶさ2」は約1年半にわたって小惑星リュウグウの近くに滞在します。この間、3回にわたってサンプル採取に挑戦するほか、搭載されているカメラ機器などを使った観測を実施します。
「はやぶさ2」が到着から離脱までどのようなスケジュールで観測を行うのかをまとめました。なお、これは予定であり、今後変更されることもありえますのでご注意ください。
灰色地のものは終了した事項を意味します。

2019年3月5日現在

 

2018年6月27日 リュウグウ到着 (上空20キロ)
2018年8月 リュウグウ上空1キロまで降下
2018年8月下旬 着陸地点を選定
2018年9月21日 ローバー「ミネルバII」放出
2018年10月3日 ローバー「マスコット」放出
2019年2月22日 第1回サンプル採取(*1)
2019年4月第1週(1日の週) 衝突装置の運用
(小惑星表面へクレーター生成)
2019年4月第4週(22日の週) 衝突地点の詳細観測
2019年5月以降 第2回タッチダウン
(実施せず) 第3回サンプル採取 (*2)
2019年7月以降 第2回ローバー放出
2019年11月〜12月 リュウグウを離脱
2020年11月〜12月 地球へ帰還

(*1) 当初予定では10月中、10月下旬頃に着陸としていたが、リュウグウ表面が岩で覆われており、着陸が困難と考えられ、十分な時間を取るために延期された。
(*2) 当初は2019年4〜6月に実施する予定であったが、3月5日の記者会見で実施しない見通しとプロジェクトチームが発表した。

参考資料


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