中国がはじめて自国のロケットで打ち上げる火星探査機が「天問1号」(てんもんいちごう)です。
これまで、中国で火星探査機を開発しているという話題は少しずつ流れてきましたが、2020年4月、中国は正式に火星探査機の打ち上げを表明、探査機を「天問1号」と命名しました。なお、天問は今後火星探査に限らず、広く惑星探査機のシリーズとして展開する予定となっています。
天問1号は周回機・着陸機・ローバーの3部分からなる「フルセットの」火星探査機であり、2020年7月23日に打ち上げられました。2021年2月に火星に到着する予定と報道されています。
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