速報 天問1号の着陸機とローバーは、2021年5月15日朝、周回機から切り離され、火星表面への着陸に成功しました。火星着陸成功は旧ソ連、アメリカについで3カ国目となります。(2021年5月16日午後5時50分更新)
中国がはじめて自国のロケットで打ち上げる火星探査機が「天問1号」(てんもんいちごう)です。
これまで、中国で火星探査機を開発しているという話題は少しずつ流れてきましたが、2020年4月、中国は正式に火星探査機の打ち上げを表明、探査機を「天問1号」と命名しました。なお、天問は今後火星探査に限らず、広く惑星探査機のシリーズとして展開する予定となっています。
天問1号は周回機・着陸機・ローバーの3部分からなる「フルセットの」火星探査機です。2020年7月23日に打ち上げられ、2021年2月10日、火星に到着しました。着陸機とローバーは、2021年5月15日に周回機から切り離され、着陸に成功しました。
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