ニューホライズンズがカイパーベルト天体「ウルティマ・トゥーレ」への最接近を行うまで、1日を切りました。ここでは、NASAやミッションチームの記事を元に、このあとの流れを整理していきたいと思います。
現地時間と日本時間とを記述していますので、ご参考になさって下さい。

なお、重要なことですが、今回は(2015年の冥王星最接近=フライバイのときもそうでしたが),ニューホライズンズからの生中継はありません。最接近(フライバイ)のタイミングはあらかじめ軌道計算から算出されているもので、その後データが地球に送信されて、それが確認されるまでには、送信される時間(現地は地球から65億キロ離れているため、光…電波の速度でも片道6時間かかります)、そして画像の処理の時間を加えて、少し時間が必要となります。

「ウルティマ・トゥーレ」に最接近するニューホライズンズ探査機の想像図

カイパーベルト天体「ウルティマ・トゥーレ」に最接近するニューホライズンズ探査機の想像図
(Photo: NASA/JHUAPL/SwRI)

以下、時間については現地時間(アメリカ東部標準時)で記述し、日本時間はカッコ内で示します。

  • 12月31日午後2時〜午後3時(日本時間 1月1日午前4時〜午前5時)
    ニューホライズンズチームによる記者会見。
    プロジェクトマネージャーであるアラン・スターン氏をはじめとする、チームメンバーによる記者会見です。
  • 12月31日午後3時〜午後4時(日本時間 1月1日午前5時〜午前6時)
    ソーシャルメディアで一般の方から質問を受け付け、回答する時間が設けられています。
    ハッシュタグ「#askNewHorizons」をつけてツイッターなどに投稿すると、回答がなされる仕組みのようです。
    回答は、ニューホライズンズチームの研究者であるアレックス・パーカー氏をはじめとするメンバーが行います。
    なお明記されてはいませんが、質問はおそらく英語でのみ受付となるかと思います。
  • 1月1日午前0時2分(日本時間 1月1日午後2時2分)
    今回のニューホライズンズのウルティマ・トゥーレ最接近に合わせて、あのクイーンのギタリスト(そして天文学者でもある)、ブライアン・メイさんが書き下ろした楽曲「ニューホライズンズ(ウルティマ・トゥーレ・ミックス)」がリリースされます。iTunesストアなどからダウンロードが可能となります。
    ブライアン・メイさんの公式インスタグラムで少し内容が明かされています。
  • 1月1日午前0時33分(日本時間 1月1日午後2時33分)
    ウルティマ・トゥーレへの最接近(フライバイ)
    なお、午前0時15分〜午前0時45分(日本時間 午後2時15分〜午後2時45分)には、フライバイの状況が生中継されます。なお、先ほど申しました通り、この生中継は現地ウルティマ・トゥーレからの生中継ではなく、ミッションを実施しているニューホライズンズ管制室の様子などの生中継になるかと思われます。
  • 1月1日午前10時15分〜午前10時45分(日本時間 1月2日午前0時15分〜午前0時45分)
    ニューホライズンズからのシグナル受信の模様がNASA TVで生中継されます。
  • 1月1日午前11時30分〜午後0時30分(日本時間 1月2日午前1時30分〜午前2時30分)
    記者会見。
    前日の記者会見と同様、アラン・スターン氏をはじめとするメンバーが出席します。
  • 1月2日午後2時〜午後3時(日本時間 1月3日午前4時〜午前5時)
    記者会見。ウルティマ・トゥーレの最接近の際に判明した事実についての速報を伝える記者会見となります。
  • 1月3日午後2時〜午後3時(日本時間 1月4日午前4時〜午前5時)
    記者会見。引き続き、ウルティマ・トゥーレ最接近における科学的な発見についての発表となります。

なお、これらの記者会見やイベントについては、NASAの動画チャンネルである「NASA TV」で生中継でみることができます。
NASA TVの視聴方法については以下をご参照下さい。

NASA TVの視聴方法について

スマートフォンなどのアプリからご覧になる場合には、NASAアプリをインストールすればその中で NASA TVをみることができます。ユーチューブの場合には、ユーチューブアプリ内で「NASA」と検索の上、NASAのチャンネルを選択(登録者数が300万人以上いるチャンネルが公式チャンネルですので必ずご確認下さい)、ライブ中継を選択して下さい。