前の記事で、ジュノーにはガリレオ・ガリレイをはじめとする3人の像が積まれている、と書きましたが、さらに、ジュノー探査機には、ガリレオ・ガリレイの業績をたたえる内容を記したプレートが搭載されています。

ガリレオ・ガリレイの業績を称えるプレート

ガリレオ・ガリレイの業績を称えるプレート

大きさが幅7.1センチ、高さ5.1センチのこのプレートは、イタリア宇宙機関から提供されたもので、宇宙用に使用されるアルミニウム製。重さは6グラムです。ジュノーが使用する推進機関部分に、宇宙用エポキシ樹脂を使用して固定されています。
プレートには、ガリレオの自画像と共に、彼自身が1610年にフィレンツェでの観測で記した、木星の様子を記載した内容が記されています。
ガリレオは、いうまでもなく木星を観測して「ガリレオ衛星」と呼ばれる木星の4大衛星を発見したことで知られています。