2ヶ月にわたる砂嵐のため、一時は生存ぎりぎりのところまで追いつめられていたマーズ・エクスプロレーション・ローバですが、砂嵐も収まり、活動を再開しました。2台のローバのうち、「オポチュニティ」は、予定より少し遅れましたが、ビクトリア・クレーターへの降下を早ければ11日から行う予定です。
全球にわたった砂嵐により、太陽電池の発電能力が激減し、一時はどうなるかと心配されましたが、復活を果たしました。「スピリット」は5日、長い間待たれていた、基盤岩が露出する領域「ホームプレート」へ上ることに成功しました。
・JPLのプレスリリース
 http://marsrovers.jpl.nasa.gov/newsroom/pressreleases/20070907a.html