嫦娥2号に搭載された科学機器のうち、CCDステレオカメラを除くすべての機器の動作確認が完了し、すべての装置の動作が正常であることが確認されたと、中国新聞網が伝えています。
記事では、10月15日の午後5時10分(中国標準時。日本時間午後6時10分)に、CCDステレオカメラを除くすべての機器の動作確認を完了、機器は良好に動作していることを確認したとのことです。なお、CCDステレオカメラについては、10月下旬からの動作を予定しています。
また、地球との通信では、12Mbpsという高速通信の試験を行っています。
・中国新聞網の記事 (中国語)
  http://news.sina.com.cn/c/2010-10-15/175621284128.shtml
・中国航天局のプレスリリース (中国語)
  http://www.cnsa.gov.cn/n1081/n7529/n7935/275240.html
・嫦娥計画 (月探査情報ステーション)
  https://moonstation.jp/ja/history/Chang_e/
※翻訳協力=葉月野