人民網日本語版が「京華時報」記事の引用として伝えるところによりますと、中国の将来の有人月探査宇宙船は、現在建設が進められている海南島の宇宙基地から打ち上げられる予定とのことです。中国月探査の最高責任者である欧陽自遠氏がインタビューに答えています。
この記事の中では、月探査の第3期プロジェクト(サンプルリターン計画)について、この段階のロケットは現在開発中の長征5号になるとしており、ロケットがあまりに大きいため、鉄道では輸送することができず、そのため海南省の文昌に建設中の海南宇宙センターへ直接船で運ぶことになるとのことです。
なお、第3期プロジェクト(サンプルリターン)も、同じ理由から海南島からの打ち上げになるとのことです。
・人民網日本語版の記事
  http://j.peopledaily.com.cn/95952/7214574.html
・嫦娥計画 (月探査情報ステーション)
  https://moonstation.jp/ja/history/Chang_e/