中国の月探査機「嫦娥1号」に搭載されていたレーザー高度計は、技術の点などで「かぐや」のものを上回ると、人民網日本語版が伝えています。
それによると、嫦娥1号のレーザー高度計は、探査中に合計912万点のデータを取得し、中国の国産技術で作られたこのレーザー高度計は、「かぐや」のものに比べて重さが3分の1,動作範囲が2倍と、技術の点で上回っているとのことです。
(編集長注)「かぐや」のレーザー高度計(LALT)は、2年間の探査中に合計で2206万点のデータを取得しています。なお、現記事には、取得したデータの精度等は記されていません。
・人民網日本語版の記事
  http://j.peopledaily.com.cn/95952/7089433.html
・嫦娥計画 (月探査情報ステーション)
  https://moonstation.jp/ja/history/Chang_e/
・「かぐや」のレーザー高度計仕様 (JAXA「かぐや」プロジェクトサイト)
  http://www.kaguya.jaxa.jp/ja/equipment/lalt_j.htm