小惑星探査 (ブログ)

今週のはやぶさ君 (2/18)

今週も、はやぶさ君は元気にイオンエンジンを吹いています。 地球との距離も近くなってきたため、最も感度が低く指向性も弱い、ローゲインアンテナでも256bpsでの通信ができています。地上では、イオンエンジンの出力や、はやぶさ君の各所の温度に気を配るためにも、データのダウンロードに励んでいます。 ...

2016-04-11T19:33:01+09:002010年2月18日(木)|はやぶさ|

今週のはやぶさ君 (2/11)

はやぶさ君は今週も一生懸命、決められた方向に決められた量だけ加速を続けています。 天球上の見かけの位置が時々刻々と変化する探査機と通信をし続けるためには、アンテナを狙った探査機の向きにあわせて動かさねばなりません。そのために、うすださんは丸いレールの上に載せられています。雪が降ると、このレールの上の除雪も重要な作業のひとつです。ちなみに、アンテナに積もった雪は、雪質にもよりますが、アンテナを傾けて落とします。アンテナを動かすチーム(現在はうすださんチーム)とも力を合わせて頑張っています。 ...

2016-04-11T19:33:13+09:002010年2月11日(木)|はやぶさ|

今週のはやぶさ君 (2/4)

本日も、はやぶさ君は地道に軌道変換を行いながら地球帰還を目指しています。 うすださんの整備が無事終わり、はやぶさ君の運用に使うアンテナがうっちーさんからうすださんに戻りました。はやぶさ君の向きが通信にちょうど良いこともあり、ここしばらくは4kbpsでの通信になります。PHSの通信速度が64kbpsですので、その1/16ですね。この通信速度での音声通話は困難ですが、はやぶさ君にとってはずいぶん速い通信速度です。この機会にどんどんデータを取得します。 ...

2016-04-11T19:34:02+09:002010年2月4日(木)|はやぶさ|

今週のはやぶさ君 (1/28)

はやぶさ君は今週もイオンエンジンを用いた軌道変更に勤しんでいます。 はやぶさ君と地球との距離を測るのには、地球から送った電波がはやぶさ君まで行って帰ってくるまでの時間を計ります。電波の進む速度は光の速さと同じ秒速約30万kmなので、「はやぶさ君からの返事があるまでの時間×光の速さ」で往復の距離がわかります。通信の状態や他の運用予定にもよりますが、一回の運用中に何回も呼びかけては返事を記録して、より正確な値を求めます。 ...

2016-04-11T19:35:07+09:002010年1月28日(木)|はやぶさ|

今週のはやぶさ君 (1/21)

今日も、はやぶさ君は元気に地球への道を歩んでいます。 11月から、うすださんが整備に入ったため、内之浦にある直径34mのアンテナで運用をしています。長野県の山の中腹にある臼田に比べて、内之浦は鹿児島県の海に面した台地にあるので15度以上暖かく、風も強いです。久しぶりに運用当番になった人は、一通りこれで驚きます。 ...

2016-04-11T19:36:21+09:002010年1月21日(木)|はやぶさ|
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