「アメリカ版はやぶさ」とも称される、アメリカの小惑星サンプルリターン探査計画、オサイレス・レックス(オシレス・レックス)について、NASAは22日、メディア向けの発表として、打ち上げは9月8日午後7時5分(アメリカ東部夏時間。日本時間では9月9日午前8時5分)に行うと発表しました。
なお、打ち上げのための時間帯(ローンチ・ウィンドウ)は、この午後7時5分から2時間あるそうです。この2時間の間に打ち上げができなかった場合には、打ち上げは順延となります。

打ち上げ場所は、フロリダ州のケープカナベラル宇宙センターの第41射場です。

※おことわり…以下、月探査情報ステーションのページにも書いておりますが、月探査情報ステーションでは、原語による発音をカタカナで表記する方針をとっており、本探査名称についてはアメリカ現地発音に近い(かつミッションチームより発音を伝えられている)「オサイレス・レックス」と表記しております。メディアなどでは「オシリス・レックス」と書かれることが多いかと思いますが、もちろん、同じミッションです。

※おことわり…打ち上げ場所について「ケープカナベラル宇宙センター」と表記していますが、これはNASAのケネディ宇宙センターではなく、隣接する空軍の施設です。英語ではAir Force Stationとなりますが、場所の性質上、空軍基地ではなく、宇宙センターと表記するのがふさわしいと考え、このような表記としております。