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1月15日(日本時間)のメッセンジャー探査機の水星フライバイの際、搭載の水星撮像システム(MDIS)の狭角カメラがとらえた映像です。
表面はごつごつしており、クレーターに覆われています。右上にある二重リングのクレーターは、1974~1975年のマリナー10号による探査において発見されていたもので、ビバルディと名付けられています。外側のリングの直径は約200キロメートルあります。この詳細な写真により、マリナー10号での探査ではとらえきれなかった水星の詳細な表面の様子を明らかにできると期待されています。
撮影距離は18000キロメートル離れたところで、範囲はおおよそ500キロ四方です。1キロメートルほどのクレーターも識別することができます。
・メッセンジャーから送られてきた写真
http://messenger.jhuapl.edu/gallery/sciencePhotos/image.php?gallery_id=2&image_id=118
・メッセンジャー 水星フライバイ特集ページ
http://messenger.jhuapl.edu/mer_flyby1.html
・メッセンジャー(月探査情報ステーション)
http://moon.jaxa.jp/ja/pex_world/MESSENGER/