嫦娥2号は、中国の長征3号丙(長征3号C)で打ち上げられ、このロケットは今回、月近傍まで行くことになります。
新華社の報道を引用する形で人民網日本語版が伝えているところによりますと、今回の打ち上げで使われる長征3号Cは、固体ロケットブースターを増強し、打ち上げ能力(編集長注: 地球近傍軌道のことか?)を2.6トンから3.8トンにまで向上させています。
また、月まで衛星を運ぶために、精密誘導を行うための技術も新たに開発されています。
今回、長征3号Cは月軌道まで衛星を運ぶということで、このような遠いところまで飛行するロケットは、中国のロケット史上はじめてとのことです。
・「嫦娥2号」打ち上げ、長征3号丙ロケットを使用 (人民網日本語版)
  http://j.peopledaily.com.cn/94475/7143884.html
・月探査衛星「嫦娥2号」、中秋節後に打ち上げか (人民網日本語版)
  http://j.peopledaily.com.cn/95952/7146068.html
・嫦娥 (月探査情報ステーション)
  https://moonstation.jp/ja/history/Chang_e/