月探査情報ステーションで使用されている「サーバー証明書」を、昨日更新しました。

月探査情報ステーションでは、プライバシーの尊重(閲覧履歴などを他人にみられるリスクを減らす)やより高速なウェブアクセスを実行するため、安全なウェブ接続(常時SSL=AOSSL)を2017年5月から実施しています
月探査情報ステーションのURLは https://moonstation.jp となっていますが、この https:// の部分が、一般によくみられる「http://」ではなく「s」がついていることで、安全な接続が実施されていることがわかります(なお、https://moonstation.jpでも自動的にhttps://moonstation.jpに転送されます)。

この安全な接続を実施するためには、ただ単に通信経路を暗号化すればいいというものではなく、サーバーが実際に存在し、その運営者が確実に存在することを証明する、デジタル証明書をサーバー側に持っておく必要があります。これを「サーバー証明書」といいます。

このサーバー証明書ですが、実は月探査情報ステーションが当初取得していた証明書は、シェアの大きなブラウザー「Google Chrome」では間もなく警告が出てくる(受け入れられなくなる)ことがわかりました。これは、Google Chromeを開発しているグーグルの方針によるもので、Chrome 70以降のブラウザでは警告を表示するため、新しい形で発行された証明書へ移行する必要がありました。そのため、昨日サーバー証明書を取り替え、この変更に対応しました。

ユーザーの皆様は特に対応する必要はありません。サーバー側の変更ですので、月探査情報ステーションの閲覧は通常通り行えます。
なお、もし画面に証明書関連の警告が発せられている場合には、念のため以下の措置を行ってみてください。

  • ブラウザーのアップデートを実施する(月探査情報ステーションは、常に最新のブラウザーに対応する方針をとっています)
  • 「再読み込み」を実行する(ブラウザーの該当ボタンを押すなど)
  • ブラウザーのキャッシュを消去する(消去の方法はそれぞれのブラウザーによって異なります)

これらを行っても症状が改善されない場合には、お問い合わせいただきますようお願いいたします。