全文検索 総合案内 サイトマップ
> 月を知ろう > 月の雑学 > 第3話 人類は月に行っていない!? > 着陸船は重心がずれてしまってうまく着陸できない
月を知ろう

月の雑学
第3話 人類は月に行っていない!?
疑惑
宇宙飛行士が着陸船内を動き回るだけで、着陸船の重心が変わってしまい、その着陸船のバランスが狂ってしまうはずだ。だから、着陸船は重心を元に戻すことができずに、月面に衝突してしまうはずである。だから、月面着陸など、実際にできたはずがない。
真実
これは、アポロの着陸船が姿勢制御装置を持っているからです。月着陸船が着陸したり上昇したりするときに、どのように姿勢の制御が行われているか、ちゃんと説明したページが、NASAのウェブサイト内にあります。
Apollo Saturn Reference Pageがそれです。ランダーにはフィードバック制御システムが搭載されていて、中心軸がずれているかどうかを決めていたのです。月面へ降下しているときには、エンジンノズルは、重心のずれを補うために、少しだけ傾いた方向へ噴射することができるようになっていました(技術用語としては、これをジンバリング(gimbaling)といいます)。上昇しているときには、ノズルの位置は固定されていました。このため、ちょうどよい姿勢を保つためはより小型のロケット(訳注: これは普通スラスタ(thruster)と呼ばれます)を組み合わせて使っています。
ついでに言いますと、ロケットが噴射されるにつれて燃料が消費されて、ロケットの燃料のバランスが変わってきますので、全てのロケットでこのような制御をしなければいけません。それなしでは、ロケットは打ち上げられないのです。
 「月の雑学 第3話」は、「日本の衛星(セレーネ)が月に行けば、アポロの着陸船を見つけられるはず」「まとめ」を除き、Phil Plait氏によるサイト"Bad Astronomy"内にある、"Fox TV and the Apollo Moon Hoax"の内容をもとにしています。 「月の雑学 第3話」を作るにあたり、翻訳及び内容の使用を快諾していただいたPhil Plait氏、及びサイトの内容をご紹介いただいた、MITの石橋和紀さんに感謝いたします。
 なお、「月の雑学 第3話」の内容につきましては、Phil Plait氏は責任を持ちません。記述内容についてはあくまで、月探査情報ステーション主催者が責任を負うものとします。

<< 前へ 次へ >>

▲このページのトップへ