第8回宇宙建築賞「スペースポート」

第8回宇宙建築賞第8回の宇宙建築賞のテーマは「スペースポート」です。これまで宇宙建築賞では、月や惑星、あるいはその衛星の表面での居住環境についてのお題が多かったのですが、今回は一転して、まさに宇宙空間に住むことを目指した賞となっています。そして環境はやはりこれまでと違った「かなり近い未来」。私たちがすぐに迎えるような未来での建築ということで、ここもこれまでと違った視点が求められるでしょう。
今回、審査委員長には宇宙飛行士の山崎直子さんにお願いしました。日本人として、女性として国際宇宙ステーション(ISS)に赴いた経験がある直子さん、彼女の生活感溢れ、かつ斬新な視点に「ズバリとくる」ような、素晴らしい作品をお待ちしています。

応募要領

■募集期間
2021年11月24日(水)〜11月30日(火)
※この応募期間は、この間に作品を立案・制作しなければいけないということではありません。あくまでこの期間に応募を行うことを前提に、それまでの間に作品を仕上げていくことが重要です。

■参加資格
不問

■設計の条件
スペースポートについての提案を行う

■敷地条件
自治体などと協力し実在する土地を選定してもよいし、月面などに設置することを想定し任意の場所を設定しても可。

■要求図面
データ上で、A1サイズの台紙1枚に、設計趣旨、平面図、立面図、断面図、パース(模型写真、3次元CGなど)をレイアウトする(データでの提出に限る)。縮尺は自由とする。データ名は応募者名とすること。提出するデータはPDFとし、50MB以下とする。また、①住所、②氏名、③年齢、④所属、⑤電話番号、⑥メールアドレスを明記したファイルも共に送付のこと。

■発表
2021年12月下旬〜2021年1月頃。入賞者本人に連絡すると共に、宇宙建築学サークルのホームページにて公開する。

■審査員
山崎直子 (宇宙飛行士)  =審査委員長
荒木慶一 (名古屋大学大学院環境学研究科)
大貫美鈴 (宇宙建築コンサルタント)
寺薗淳也 (合同会社ムーン・アンド・プラネッツ/月探査情報ステーション編集長)
堀井柊我 (株式会社OUTSENSE)

■特別協力
吉川真 (JAXA宇宙科学研究所/「はやぶさ2」ミッションマネージャー)

■キュレーター
十亀昭人 (東海大学工学部建築学科)

■表彰
金・銀・銅メダル…各1名
※金メダル受賞者は、メダルに加えて賞金10万円
※上記それぞれに賞状を用意する
入賞…若干名
※入賞作は、様々なイベント、各種展示会での展示、作品集など書籍への掲載を予定。団体での入賞時も、記念品等の数は本会で決定し、全員への贈呈を保証するものではない。記念品等の発想は2022年春頃を予定。

■提出宛先
space.tnl@gmail.com
※作品については直接メール添付で送らず、各種のファイル転送サービスなどを利用して下さい。

■主催
宇宙建築コンテスト実行委員会

■協賛
旭化成ホームズ株式会社

■協力
TNL、宇宙建築の会、月探査情報ステーション、株式会社OUTSENSE

■協力
各種発表、展示に関する権利は主催者が保有するものとし、募集要項に記載された事項以外について取り決める必要が生じた場合は、主催者の判断により決定する。