第4回 宇宙建築賞
課題 ~火星居住施設~

第4回宇宙建築賞

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以下、上記ファイルの内容です。
オリジナルは以下からご覧いただけます。

http://docs.wixstatic.com/ugd/30a83e_608757dcb9194dd1a5c6919922d67e94.pdf


かつて地上から小さな点として見えていただけの火星は、今や多くの情報が得られる星となり、一昔前のように火星表面一律の設計条件で住居を検討する時代ではなくなってきている。これら火星表面の情報は、場合によっては個々の土地ごとに不動産としての評価が付けられるほどになって来ているといっても過言ではない。それは、アクセス、資源採取、標高、拡張性などで大きく価値が異なってくると考えられ、その土地にあった設計が求められるのである。
第4回目の宇宙建築賞では、このような情報を的確に精査した上で、火星における独自の居住施設を設計してほしい。それぞれの観点で、それぞれの場所に、各自の思う居住施設の提案を期待する(時代設定や、地球との関わりの大小は、応募者のアイデアに委ねるものとする)。

  • 募集期間: 平成29年10月27日~平成29年10月30日(必着)
    ※上記はあくまで作品を郵送する期間です。この募集期間以前に作品を考えることは問題ありません。
  • 参加資格: 3名以上でのチーム参加とする。
  • 設計条件: 人類の未来にとって有益な火星施設を設計する。
  • 敷地条件: 火星上で任意に設定可とする(フォボスなどの衛星は含まない)。敷地に関し不明な点は、各自が想定可とする。
  • 要求図面: A1用紙1枚に設計趣旨、平面、立面、断面図、パース(模型写真、3次元CGなど)をレイアウトする(パネル化はしないこと)。縮尺は自由とする。A1用紙の裏に、①住所、②氏名、③年齢、④所属、⑤電話番号、⑥メールアドレスを明記すること。また提出するA1のデータをPDFにし、CDに入れて同封すること。
  • 発 表: 平成29年12月下旬頃、入賞者本人に直接連絡するとともに、下記ホームページにて公開する。
    http://tnlabsa.wixsite.com/tnlab
    *入賞者への賞状などの発送は、年度末頃となります。
  • 審査委員 (敬称略)
    • 宮本英昭 (東京大学院工学系研究科システム創成学専攻)/審査委員長
    • 大貫美鈴 (スペースフロンティアファンデーション・アジアリエゾン代表)
    • 寺薗淳也 (会津大学 企画運営室/月探査情報ステーション編集長)
    • 竹内宏俊 (建築家・日本工業大学建築学科)
  • 特別協力: 山崎直子 (宇宙飛行士)
  • キュレーター:十亀昭人(東海大学工学部建築学科)
  • 表 彰: 最優秀賞 – 1名(賞状、賞金10万円)、 入賞 – 若干名(賞状、記念品)
    * 入賞作は、様々なイベント、各種展示会での展示、作品集など書籍への掲載を予定。
  • 提出宛先
    〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1 東海大学工学部建築学科 十亀研究室 内
  • 主 催: 宇宙建築コンテスト実行委員会
  • 協 賛: 旭化成ホームズ株式会社
  • 協 力: TNラボ、宇宙建築の会、TELSTAR、月探査情報ステーション
  • 備 考: 各種発表、展示に関する権利は主催者が保有するものとし、募集要項に記載された事項以外について取り決める必要が生じた場合は、主催者の判断により決定する。